テン・ハフ「昨季は過去の話」
エリック・テン・ハフ監督は、マンチェスター・シティーに敗れた昨シーズンのエミレーツFAカップ決勝が、マンチェスター・ユナイテッドのモチベーションを上げる要因だとは考えていない。
カラバオカップ決勝でニューカッスル・ユナイテッドに勝利し、FAカップ準決勝でブライトン&ホーヴ・アルビオンを下したのに続き、ユナイテッドは昨年6月、昨季3度目の国立競技場での大一番で、ライバルに2-1で敗れた。
チャンピオンシップのコヴェントリー・シティーが立ちはだかる中、ユナイテッドは2005年以来となる2シーズン連続での決勝進出を目指す。
テン・ハフ監督は過去にこだわらず、目の前のことに集中している。ユナイテッドの監督として、2つ目のタイトル獲得を目指す。
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記事ウェンブリーで開催されるコヴェントリー・シティーとのFAカップ準決勝に向け、監督がチーム状況について語った。
シティーに敗れた昨季の決勝がモチベーションになるかと問われた監督は「昨シーズンは昨シーズンだ」と答えた。
「私たちは毎シーズンで結果を残したい。トロフィーを獲得したいし、準決勝に勝ち進み、大きなチャンスもある」
「ただ、これは大きな挑戦であり、我々には問題がある。問題が多い場合は解決策を見つけなければならない。日曜日に向けても、解決策を見つけるつもりだ」
「決勝に進みたい」
コヴェントリーは2008年のカーディフ・シティー以来となる2部クラブでの決勝進出を目指している。
コヴェントリーは今季の大会でプレミアリーグのウルヴズを下している。
昨シーズンのプレーオフ決勝でルートン・タウンにPK戦で敗れたスカイブルーズは、ウェンブリーでの苦い経験を持つ。しかしテン・ハフ監督は、相手の実力を軽視していない。
「私たちは自分達の仕事をこなし、準備もできている。だから相手のチームも、プレーの仕方も、選手たちの個々の能力も理解している」
「もちろん、彼らの監督が元ユナイテッドの選手であり、ストライカーでもあることも知っている。だから、彼らのことはよく理解している」
「準決勝に進出したわけで、彼らは危険な相手だ」
「(少しの差というジェスチャーを交えて)昨シーズン、彼らはプレミアリーグ昇格まであと一歩だった。彼らは素晴らしい仕事をしている」
「準々決勝のウルヴズ戦を見たが、チームのメンタリティは素晴らしい。我々もベストレベルのプレーをしないといけない」