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テン・ハフ「守備陣を固定できないのは痛手だ」

月曜日 11 12月 2023 19:08

マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督は、4バックのメンバーに絶えず変更が生じている状況が、今シーズン、コンスタントに結果を出せていない最大の要因であると指摘した。

オールド・トラッフォードで火曜日の現地時間20:00(日本時間13日5:00)キックオフの、チャンピオンズリーグ・グループステージ最終戦、対バイエルン・ミュンヘン戦を前に、レッズの指揮官には、2023-24シーズンの不安定さの要因を問いただす質問が繰り返されている。

ユナイテッドはチェルシーに2-1で勝利を手にしたが、その次のホーム戦ではボーンマスに3-0で完敗した。

シーズンが始まって以来の戦績は11勝11敗で、62試合でわずか12敗だったテン・ハフ監督の就任初年度のシーズンとは大きく差がある。監督は、守備陣の怪我や体調不良が大きく影響していると答えた。

テン・ハフとスコットによるバイエルン戦前会見 動画

テン・ハフとスコットによるバイエルン戦前会見

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「(昨年は)レギュラー陣が安定していたし、特にバックラインにはあまり変更もなかった」。

「固定メンバーで一定の期間プレーできたことは大きい。ルーティンができるからね。なのでそれを待つ必要がある。しかしそれまでの間は、それがない状態に対応しなければならない。どのチームもそうであるようにね。我々に限ったことではない」。 

「しかしその安定感が得られる状態に戻れば、もっといいプレーができるはずだ。試合に勝つチャンスも、安定したプレーをするチャンスも増えるだろう」。

ネガティブな結果が続けば、チーム全体の士気やメンタリティにも疑問符がつきがちだ。テン・ハフは、メンバー選考での混乱がパフォーマンスや自信にも影響を及ぼしていると認めた。

「まず第一に、そうだね。しかしそれが私の仕事だと自覚している」。

「この問題を抱えているのは我々だけではない。プレミアリーグのこの時期に一貫性を欠いているチームは他にもある。選手はロボットではない。しかし、それに最もうまく対処できるチームが、最も遠くまで到達できるのだ」。

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実際のところ、22-23シーズンにもっとも起用されたディフェンダー3人は、今シーズンはこれまでほとんど出番のない状態が続いている。

ルーク・ショーは数ヶ月間欠場し、リサンドロ・マルティネスの復帰はクリスマス後になる見込みだ。ラファエル・ヴァランヌはホームでのFCコペンハーゲン戦以来、先発出場していない。

この3人は、昨シーズンは合わせて126回出場しているが、今シーズンはこれまで25回にとどまっている。