テン・ハフ「ガルナチョの潜在能力は高い」
アレハンドロ・ガルナチョが日曜のエヴァートン戦で決めたオーバーヘッドゴールは、クリスチアーノ・ロナウドやウェイン・ルーニーと比較された。
10代のガルナチョの華麗な一撃は、3-0で勝利した一戦の先制点となり、前述したマンチェスター・ユナイテッドレジェンド2人のプレーを思い起こさせた。
2011年のマンチェスター・シティー戦でルーニーが決めた鮮烈なゴールは、クラブ史上最高のゴールのひとつとされている。2017-18シーズンのユヴェントス戦では、レアル・マドリー時代のロナウドがアクロバティックでセンセーショナルなゴールでネットを揺らした。
エリック・テン・ハフ監督は、試合後の記者会見で、19歳のアレハンドロが彼らと同じような道を歩むことができると思うかを尋ねられた。
当然ながらテン・ハフは、若手との比較には応じなかったが、ゴールを称え、彼が象徴的なスターと同様の足跡をたどるためには何が必要かを説明した。
「比較するの適切ではない」と、監督は試合後の会見で語った。
「各々が各々のアイデンティティーを持っている。しかし、ガルナチョがそのような道を歩むのはまだ早い。一生懸命に努力しないといけないし、コンスタントに結果を残さないといけない」
「今のところそうはなっていないが、間違いなく高いポテンシャルを持っているし、素晴らしいプレーが可能だ。今回が初めてではなく、(才能の)片鱗はすでに見えている」
「でも、もしあなたが挙げたような選手、ルーニーやロナウドのようになりたいのなら、プレミアリーグで20ゴール、25ゴールを決めなければならない。簡単ではない」
「とてもハードに取り組まないといけない。辛いことをやらないといけない。まだまだこれからだが、彼には可能性がある」
エリックは年間ベストゴール級と称えたが、感銘を受けたのはゴールシーンだけではない。
「素晴らしいゴールだった。フィニッシュだけでなく、攻め方、スピードの上げ方も素晴らしかった」
「ビクトル(リンデロフ)から(マーカス)ラッシュフォードへのプレーの切り替え、オーバーラップ、クロス。とても良かった」
「今シーズンはまだ多くの試合が残っているが、おそらく年間ベストゴールだろう」
「そして前にも言ったように、フィニッシュ以外の部分でも(私を)満足させてくれた。後方から前線まで、あのフィニッシュは信じられないほど素晴らしかった」