テン・ハフが国内カップで新記録

これはクラブにとって新記録であり、監督が今季のタイトル獲得にどれだけ強い決意を持っているかを証明するものである。現在チームはカラバオカップ準決勝でノッティンガム・フォレストと対戦している最中で、水曜には第2戦が行われる。そして、エミレーツFAカップ5回戦で当たるチームが、月曜の組み合わせ抽選で決まる。

これまでも優れた指導者がユナイテッドを率いてきたが、2022-23シーズンのテン・ハフほど、国内カップ戦をうまくスタートさせた監督はいなかった。

エリックのチームは、2大会において今のところ完璧な結果を残している。カラバオカップでは、オールド・トラッフォードでアストン・ヴィラ、バーンリー、チャールトン・アスレティックに勝利。先週のシティ・グラウンドでのフォレスト戦では3-0の快勝で、来月にウェンブリーで開催される決勝戦進出に向けて優位に立った。

土曜の夜に行われたFAカップではレディングを3-1で破り、前ラウンドのエヴァートン戦と同じスコアラインでの勝利となった。

上記の戦績は、過去の監督と比較するとどうだろうか？

ジョゼ・モウリーニョは5連勝をマークした。モウリーニョのユナイテッドは、2016-17シーズンのリーグカップで優勝したが、ハル・シティーとの準決勝 第2戦で敗れて連勝は途絶えた。また、この時期に行われたFAカップではホームでレディングに勝利した。

同年のリーグカップでは、ノーサンプトン・タウン、マンチェスター・シティー、ウェストハム・ユナイテッド、そして準決勝の第1戦でハルに勝利している。

オーレ・グンナー・スールシャールは、2018-19シーズンの FAカップでレディング（当時も！）、アーセナル、チェルシーに3連勝したが、モリニューでウルヴズに2-1に敗れた。

デイヴィッド・モイーズはリーグカップでリヴァプール、ノリッジ・シティー、ストーク・シティーを退けて良いスタートを切ったが、FAカップで2014年初めにスウォンジー・シティーに2-1で敗れた。

サー・アレックス・ファーガソンは、1987年のFAカップ3回戦で、ノーマン・ホワイトサイドのゴールでシティーを下したが、チームはその後、1月の終わりにコヴェントリー・シティーにノックアウトされた。

ルイ・ファン・ハール（ミルトン・キーンズ・ドンズ）、ロン・アトキンソン（トッテナム）、デイヴ・セクストン（アーセナル）、トミー・ドハーティ（ウルヴズ）はいずれもユナイテッド監督になって国内カップ戦の初戦で敗退している。

ウィルフ・マクギネスが2勝、フランク・オファレルが1勝をあげた。

さらにさかのぼると、伝説のサー・マット・バスビーは、ピールパークでアクリントン・スタンレーとのFAカップ初戦を2-2で引き分けるなど、過去の監督たちは同大会で結果を残すのに苦しんだ。アーネスト・マングナルは、バーミンガム・シティーとの就任から初のカップ戦でバーミンガム・シティーと対戦したが、3試合続けて引き分け、3度目の再試合で勝利した。

ジミー・マーフィーは、ミュンヘンでの航空機事故の後で一時的に指揮を執り、最終的にチームを決勝まで導いたが、ホーソンズで行われた彼にとってFAカップでの2試合目では、ウェストブロムと2-2で引き分けた。

今週水曜日に行われるフォレストとの準決勝 第2戦に勝てば、エリックの記録はさらに伸びる。

マンチェスター・ユナイテッド監督就任後、国内カップ戦での最長連勝記録

6：エリック・テン・ハフ
5: ジョゼ・モウリーニョ
3: デイヴィッド・モイーズ、オ���レ・グンナー・スールシャール