監督は復帰のドニーを評価

ハリー・マグワイア、ファン・デ・べーク、クリスチアーノ・ロナウドがシェリフ戦でトップチームに復帰。日曜日のウェストハム・ユナイテッド戦に向けて、監督は豊富なオプションの中からメンバーを選べるようになった。

また、アレハンドロ・ガルナチョはファーストチーム初先発を果たしたシェリフ戦でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。

週末のプレミアリーグを前に、監督はうれしい悩みを抱えている。

「ハリーとドニーに出場時間を与えられたのはよかった」と、エリックは語った。「これからの試合では彼らが必要だ」

「彼（ドニー）は、ハリー・マグワイアと同じように、まだ1週間もトレーニングに参加していない。調子を取り戻すためにもプレータイムが必要で、それを与えられてよかった」

「今シーズン開幕から現在までを分析すると、もし出場可能な状態だったなら、彼に出場機会が与えられるべきだった」

「なぜなら、我々にはゴールが必要で、ドニーはゴールを決めるポジションにとても向いている選手だ。そして、ディフェンスへの切り替えも上手い」

ボスは記者会見で、誰が先発しようとも、先発メンバーは彼のプランの一要素に過ぎないことを強調した。

「日曜のウェストハム戦に集中しないといけない。先発を選ぶが、試合に勝つためにプランBとプランCも用意しておく」

「そして、最終的に必要なのは試合に勝つことだ。だから、11人だけでなく、チーム全員が必要なんだ」

その点はシェリフ戦で証明され、交代出場のルーク・ショーとマーカス・ラッシュフォードのコンビで2点目を決めた。

ユナイテッドは、ラッシュフォードがロナウドと前線でコンビを組んで試合を終え、両選手が得点を挙げた。

エリックは「クリスチアーノとマーカスのコンビはうまくいったと思う。非常によかった」

「ドニーも終盤に交代出場し、ライン間でいいポジションを取っていた。彼らの連携もよかった」

日曜日の朝に掲載される独占インタビューでは、監督はチームが成功するためグループ全体での努力が必要であると繰り返し語った。

「チームにいるすべての選手が役割を果たすことができる。（アレハンドロ）ガルナチョを見ればわかるだろう」

「彼は役割を果たしている。アンソニー・エランガは（チェルシー戦で）出場し、いいタッチもあった。つまり、全員が必要なんだ。全員が出場可能な状態でないといけない。このチームとこのクラブのために戦う準備ができていなければならないんだ」

ラッシュフォードとロナウドがネットを揺らし、ガルナチョが活躍。マグワイアとビクトル・リンデロフがリサンドロ・マルティネスとポジションを争う中、監督は日曜日のキックオフ（日本時間31日1時15分）までに多くの決定を下さなければならない。

ウェストハム情報

デイヴィッド・モイーズ監督は、木曜日に行われたヨーロッパリーグのシルケボー戦では、9選手を変更し、夏に獲得したネイフ・アゲルドが足首のケガを乗り越えて初先発を果たした。

しかし、オールド・トラッフォードへの遠征を前に、3選手が深刻な不安を抱いているようだ。

フォワードのマックスウェル・コルネがふくらはぎの負傷から回復する過程で状態が悪化し、DFのクレイグ・ドーソンは今月初めのアンデルレヒト戦で交代させられて以来、プレーしていない。

一方、プレーメーカーのルーカス・パケタは鎖骨の問題でユナイテッド戦の出場は微妙な状態だ。