ズラタンが引退を発表
ズラタン・イブラヒモヴィッチが、41歳にしてフットボール界からの引退を表明した。
スウェーデンのスーパースターは、キャリアの晩年にマンチェスター・ユナイテッドに加入したとはいえ、クラブに多大な影響を与えた。
2016年にパリ・サンジェルマンを退団してフリートランスファーでユナイテッドに加入すると、レスター・シティーとのコミュニティシールドで決勝点を決めた。
ユナイテッドでの1年目、サウサンプトンとのリーグカップ決勝で2得点して優勝に貢献。アンデルレヒトとのヨーロッパリーグ準々決勝で膝を負傷したため、ストックホルムで行われた古巣アヤックスとの決勝には出られなかった。
San Siro's final tribute to 𝙕𝙡𝙖𝙩𝙖𝙣 𝙄𝙗𝙧𝙖𝙝𝙞𝙢𝙤𝙫𝙞𝙘́ 🌟#SempreMilan pic.twitter.com/9XTYZ0QtNt
— AC Milan (@acmilan) June 5, 2023
それでも、同シーズンはジョゼ・モウリーニョ監督の下で28ゴールを挙げて得点王に輝き、コンディション回復後にユナイテッドと短期契約を締結後、2017年11月のニューカッスル・ユナイテッド戦に出場した。
2回目の契約期間中は7試合の出場にとどまったが、ブリストル・シティとのリーグカップで直接決めたフリーキックがユナイテッドで最後のゴールになった。
その後、LAギャラクシーに移籍するも、ヨーロッパに戻り、ACミランに復帰。驚くべき持久力と長寿を発揮した。
イブラヒヴィッチは、14のリーグタイトルを含む34のトロフィーを獲得し、11回バロンドール候補になった。
ミランのセリエA最終節エラス・ヴェローナ戦の後、彼はピッチで別れを告げた。
「ここにはたくさんの思い出があって、いろいろな感情がある。初めてここに来たとき、皆さんは僕に幸せを与えてくれました。2度目は愛を与えてくれた」
「僕は生涯ミランファンです。フットボールに別れを告げる時が来たけれど、ミランとは別れない」
この世代最高のフォワードの一人であったイブラヒモヴィッチに対し、SNS上では尊敬とサポートの声が相次いだ。
また会いましょう、ズラタン!