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オフィスでインタビューに応じる監督

監督「残った理由の一つは選手」

マンチェスター・ユナイテッドとの新契約を締結後、ジョゼ・モウリーニョ監督がMUTVのヘレン・エヴァンスとのインタビューに応じた。その内容の一部を紹介する…

ジョゼ、契約延長おめでとうございます。今の気分は?
幸せだ。もし幸せに感じていなければ、契約にはサインしない。(クラブでの)信頼、共感を得られて本当に嬉しい。大きな結果を成し遂げた後で新契約にサインすることに慣れているので、これは私にとって特別な契約だ。もちろん嬉しいことだが、私の仕事に対する信頼であったり、共感、確信を持ってもらえたからこそ、結果的に大きなことを成し遂げられたのだと思う。チェルシー時代には王者になった後で新契約にサインした。インテルではスクデットを獲得した後、レアル・マドリーではリーガ・エスパニョーラ優勝後に新たな契約を結んだ。このクラブでは、私が成した仕事の結果を受けて新契約にサインした。我々はお互いを信じ合っている。お互いに幸せな気持ちになれている。私は、オーナーと上層部がこのフットボールクラブの未来にとって正しいと感じてくれていることをやれている。彼らは野心、責任、正しい方向に進むための強い意欲を示してくれた。その上、私と選手との関係は非常に良い。だから契約にサインした。幸せな気持ちで仕事ができるクラブに集中するためにね。
長期的なプランがあなたと選手に与えるものは何でしょう?
正直に言って、選手たちにとっても朗報だと思うよ(笑顔)! もし私の契約延長に難色を示す選手が数人いたとしてもね(笑)! そういう選手たちにとっても、私がクラブに留まるのは良い話だと思う。このクラブの歴史に相応しい場所に導けるという確信を持っている指導者に自信を植え付けるのは、マンチェスター・ユナイテッドの伝統。しかし最近は、ほぼ全てのクラブが監督を早急に変えてしまう。それは選手の成長全員、もしくは選手個人の成長に繋がらない。大半の選手たちは、私がクラブに残ることを喜んでくれていると思う。私が残ろうと思った理由の一つは、彼らだ。以前から常に言っていることだが、結果が良くなく、たとえ試合に負けてしまったときであっても、選手たちとの関係性は非常に良い。彼らとの仕事を楽しめている。それが私の根底の部分だ。
マンチェスター・ユナイテッドの監督という立場は、想像通りでしたか? 就任前の時点で予想していたことはありましたか?
私は、過去オールド・トラッフォードで何度もユナイテッドと対戦してきた。ポルト時代、チェルシー時代、インテル時代、レアル・マドリー時代を含めて、いつも私の目の前にはマンチェスター・ユナイテッドが立ちはだかった。それでマンチェスター・ユナイテッドについて学ばせてもらった。対戦相手としてでも、クラブの歴史について学ばせてもらった。今は、これほどのビッグクラブで仕事ができることを誇らしく思う。プレッシャーはノーマルの規模のクラブの比ではない。周りからの期待も大きい。メディアや解説者も、我々を特別な目で見る。それでも、私はこのクラブでの仕事が大好きだ。このクラブの特性、情熱が好きだ。重圧を感じて不快には思わない。準備はできているし、対応できている。これからも楽しむよ。
ヨーヴィル戦は就任からの100試合目(そして誕生日!)になります。これまで、全てが完璧に噛み合った試合はありましたか?
(しばし考え)難しいね! どうだろう…異なる形だが、非常に良い試合は何度かあった。中には1試合に絞って話をする人もいるが、私は違う。完璧な試合というのは、プラン通りに進むもの。そういう試合は何度かあった。たとえば、ヨーロッパリーグ準決勝、セルタとのアウェイゲーム。仮に10時間プレーしたとしても、失点しなかっただろう。それでいて、実際に我々が記録した得点以上のゴールを決められたはずだ。ヨーロッパの大会準決勝に相応しいプレーをした。それからアヤックスとの決勝もだ。チームは、まるでスイスの時計のように精確だった。クラブのスポンサーであるタグホイヤーかウブロと言うべきかな。私のスポンサーだからね(笑)! しかし、全てが完璧だった。プレミアリーグの試合でも、数試合で試合開始から勝利を確信できた試合があった。素晴らしい時間もあれば、受け入れられない瞬間もあった。しかし、そういう経験はチームが進化する上での過程だ。思いもしない敗戦、思いもしない酷いパフォーマンス、まさかと思うミス、それら全ては進化の過程の一部だと思う。