ユナイテッド

ペリストリが台頭した1年を振り返る

月曜日 12 6月 2023 09:15

ファクンド・ペリストリは、2022-23シーズンにクラブで280分しかプレーしていないかもしれない。だが、ウルグアイ出身で21歳の彼は、今後に繋がる貴重な体験をした。

右ウィンガーの彼は、昨年冬のワールドカップで母国代表として活躍した後、1月に待望のユナイテッドデビューを飾った。イングランドフットボールで初ゴールを記録するのに数分しかかからなかった。おそらく、トロフィーを手にするまでさほど時間はかからないだろう。

今回は、28番のユニフォームを着るペリストリ本人が、チャンスを与えられた1年を振り返った。

ファクンド、あなたのシーズンを振り返ってみましょう。ユナイテッドに入団して初めてのフルシーズンでしたね。どのように振り返っていますか? 今シーズンを振り返ってみてどうですか?
いいシーズンだった。幸運なことに、チャンピオンズリーグの出場権を獲得することができたしね。プレシーズンでは、そのことに主眼を置いていた。また、カラバオカップでも優勝できた。もちろん、長いシーズンで試合も多かったし、ここで多くの経験を積むことができた。だから、このクラブにいること、そしてマンチェスター・ユナイテッドの選手として初めてシーズンを通してクラブで過ごすことができてうれしく思っている。

冒頭の話に戻りますが、あなたはオーストラリアとタイでのプレシーズンツアーに参加しましたね。リヴァプールとの親善試合では得点しました。また、エリック・テン・ハフ監督にとっても初めてのプレシーズンでしたが、そこで得た自信はどれほどのものだったのでしょうか?
もちろん、あの試合はプレシーズンツアーの中で最高の試合だった。リヴァプールはもちろんいいチームだし、あの試合の勝ち方(4-0)も素晴らしかった。あの試合とゴールは自信になったよ。

そして、残念なことに、あなたはシーズン開始時に怪我をしてしまい、離脱していた時期がありました。その時の悔しさと、復帰して監督にアピールしたいというモチベーションがあったのでは?
もちろん。アトレティコ戦で足首を痛めてしまった。ほぼシーズン開幕と同時だった。大変だったけれど、それが自分達の仕事。フットボールに怪我はつきもの。フィジオやメディカルスタッフと一緒に回復に専念して、今はいい状態なんだ。

そして、その最中にワールドカップがあったので独特なシーズンでしたね。ウルグアイ代表の一員として何試合か先発出場しましたね。若いあなたにとって、ワールドカップはどれほど貴重な体験だったのでしょうか?
信じられないくらい大きかった。この年齢でワールドカップに出場するというのは、信じられないようなこと。自分の国のためにプレーできるなんて、信じられない。自分の国のためにワールドカップをプレーすることを想像してもらいたい。ワールドカップが開催されたのはシーズンの半ばで、僕は足首のケガから回復している最中だった。幸運にもワールドカップに出られて、より多くの経験を積めた。

国内に話を戻すと、あなたは試合メンバーに含まれるようになりました。ウルグアイで活躍し、ユナイテッドに戻ったことはどれほどの自信につながったのでしょうか? もちろん、ユナイテッドでも試合出場を果たし、自分の実力を証明したかったのでしょうが...。
もちろん、そうだね。ユナイテッドのようなクラブに戻ってくるのは、信じられないこと。長いシーズンで、試合も多かった。何試合かに出場できた。シーズンを振り返ると、違う経験を積んで、違うタイプの環境に関わったシーズンだったね。

チャールトン戦だったと思いますが、カップ戦でのデビューを果たしましたね。その瞬間は、あなたにとってどれほど誇らしいものだったでしょうか? これからも振り返るような大切な瞬間になりますか?
そうだね、信じられないよ。デビューできて嬉しい。でも、もちろん8分や10分しかプレーできないこともあるし、ボールに触れないこともあるけれど、その試合ではボールに触れたし、マーカス(ラッシュフォード)の得点をアシストすることもできた。だから、完璧な夜だった。全て覚えているよ。僕も家族も、あの夜のことは覚えている。

そして、カラバオカップで優勝を果たした中で、準決勝の(ノッティンガム)フォレスト戦でもプレーしましたね。クラブでシーズンを通して初めて過ごした1年で、その成功の一翼を担えたことを誇りに思いますか?
優勝した大会で、家にメダルがあるのだから、信じられない気持ち。だから、あの瞬間を本当に誇りに思う。そして、次のトロフィーを楽しみにしている。 

ヨーロッパリーグのレアル・ベティス戦で初先発を果たしましたね。スペインは、何度かレンタル移籍していたこともあり、馴染みのある国だと思います。先発出場は、交代出場とは違いましたか? また、交代出場するよりも、明らかにインパクトを与える時間が長いと思いますか?
もちろん。試合に出れば、他の選手と同じリズムでプレーすることができる。でも、ベンチから出たときは、ゲームの流れに合わせなければならないので、ちょっと勝手が違う。でも、そうだね、信じられないような経験だった。ベティスは素晴らしいチームだし、とてもいいスタジアムを持っているから、この試合でも勝つことができた。それが一番の目的だった。出場するすべての試合に勝つことが目標。

プレミアリーグでも何度か出場していますね。このリーグとプレースタイルについて、どう思われますか? その激しさには驚かされましたか? あなたにとって大きな挑戦ですか?
プレミアリーグは、もちろん世界最高のリーグのひとつ。そうですね、とても激しい、優れたリーグ。もちろん、ここキャリントンのトレーニングでも、プレミアリーグとほぼ同じ。ここには最高の選手がいて、トレーニングの質も高い。だから、そういう意味では、かなり準備はできているんだ。ただ、おっしゃるように、試合とトレーニングとは違う。リズムなどが速い。でも、チームではとても良いトレーニングができている。

シーズン最終戦のフルアム戦では、交代出場しましたね。ファンへの感謝の気持ちを伝えるのにピッチを一周し、ピッチに立ち、ファンに感謝の気持ちを伝えることができましたね。今シーズン、ファンはどれほどの絆が芽生えました? 特にオールド・トラッフォードでのサポートにどれだけ感謝していますか?
マンチェスター・ユナイテッドのファンがいつも与えてくれるサポートは信じられないほどで、彼らは素晴らしい。オールド・トラッフォードでプレーすることは、とても素晴らしいこと。だから、試合の最後の数分間プレーできたのは嬉しかった。オールド・トラッフォードで、観客やファンのみんなと一緒にプレーしたかった。今シーズンの一部、そして成功の一部は、監督が言ったように、彼らのためにあり、彼らが僕たちを支えてくれた。

今シーズン、エリック・テン・ハフ監督のもとで働き、何を学んだのでしょうか? 守備面や攻撃面で、特に成長した部分があると感じますか?
エリックは素晴らしい監督。いろいろなことを教えてくれたし、いろいろなプレーの仕方も教えてくれた。試合ごとに違う準備をしている。もちろん、自分たちのスタイルは同じだけれど、ライバルによって変えなければならないこともある。そしてもちろん、色々と吸収できる。だからこそ、今シーズンは多くのことを学んだと思う。

エリック・ラムジーやミッチェル(ファン・デル・ガーグ)、スティーブ・マクラーレンなど、コーチ陣もどれだけ助けてくれているのでしょうか?
クラブには非常に優秀なスタッフがいて、たくさんのコーチがいるけれど、彼ら全員がとても重要な存在。彼らからたくさんのことを学んだ。

アレハンドロ・ガルナチョと仲の良いペリストリ

ドレッシングルームにも多くの先輩がいますよね、チームメートとして、彼らから学ぶことはありますか? アドバイスを求めたり、アドバイスをもらったりしていますか? 誰と多くの時間を過ごすことが多いですか?
ウチは、とてもいいグループ 。全員がさまざまな方法で助けてくれる。そしてもちろん、言葉の関係で、スペイン語を話す人たちと一緒にいることが多いね。 ブルーノ(フェルナンデス)、カゼミーロ、デ・へア、リチャ(リサンドロ・マルティネス)もそうだし、ガルナ(アレハンドロ・ガルナチョ)とも一緒で、経験豊富な選手たちから一緒に学んでいる。そして先ほども言ったように、このチームはとても良いグループ。それが、今シーズンの目標を達成できたすべての理由でもあると思う。

ガルナについて触れていますが、彼は素晴らしいシーズンを送っていますね? トップチームに入り、新しい契約を結びました。お互いに学べていますか?
その通り。私たちはいつも一緒にいてた。もちろん、お互いから学んでいるし、一緒にいること、このクラブにいることを楽しんでいるよ。

マンチェスター・ユナイテッドにとってスリリングなシーズンも終わったばかり。2023-23シーズンに向けて、オフィシャルメンバーになろう

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