新体制でのフレッシュスタートに期待
2022-23プレミアリーグの試合日程が発表され、元マンチェスター・ユナイテッドのベン・ソーンリーとクイントン・フォーチュンが、クラブの日程と主要な対戦相手について考えを語った。
8月7日(日)にオールド・トラッフォードで行われる開幕戦では、ブライトン&ホーヴ・アルビオンと対戦する。
フォーチュンは、グレアム・ポッター率いるチームの訪問は、ユナイテッドにとって有利と考えている。
「いい試合になるね」と彼は言う。「ホームでの試合だし、監督も変わった。新たなスタートであり、エキサイティングな時期でもある」
しかし、ソーンリーは先月、アメックス・スタジアムで行われた昨シーズンの最終節でレッズを4-0で破ったシーガルズには警戒心を抱いている。
「ブライトンが非常に優秀な選手を擁する、才能豊かなチームであることは知っている。調子が良い時の彼らは厄介だ」
「たしかに、もっと厳しい試合が組まれていた可能性もあった。最近対戦したばかりだということが、まだ人々の記憶に残っているだろうね。ブライトンには驚きを与えてくれる選手たちがいるし、5月に対戦したときもそうだった」
日程が発表されると、多くのユナイテッドサポーターが注目するのは、歴史的なライバルであるリヴァプールとのホーム&アウェイゲームである。2022-23シーズンには、開幕からわずか3試合目にユルゲン・クロップ監督のチームをオールド・トラッフォードに迎える。
両チームのリーグ戦での対戦は1972年以来最も早いものとなり、ソーンリーは、開幕早々にマージーサイダーズと対戦することは有益であると考えている。
「(リヴァプールと3試合目に対戦するのは)本当に珍しいことだ。どのチームも、シーズン最初の6試合で絶好調になるとは思わない」
「特にここ(オールド・トラッフォード)で戦うには、3試合目というのは悪くないタイミングだと思う」
マージーサイドでのリターンマッチは2023年3月上旬に行われるが、ソーンリーは「プレミアリーグで戦う者にとって最も難しい試合」と表現している。
そしてフォーチュンは、アンフィールドでの一戦は大変なことだとしながらも、ユナイテッドはこの試合、そして新シーズンに向けてポジティブであるべきだと考えている。
「マンチェスター・ユナイテッドでプレーするのであれば、これらの試合は楽しみな試合だ。毎シーズン同じであるべきだ」
「リヴァプールが昨シーズン残した戦績は、もう過去のことだ。新しい監督と新たなスタートだ」
「彼ら(ユナイテッドの選手たち)は、過去に起こったことについての考え方を変えなければならないし、お互いに、一緒にプレーすることのポジティブさ、マンチェスター・ユナイテッドの家族的な感覚を取り戻さないといけない」
10月は、ユナイテッドがシティー、エヴァートン、ニューカッスル、トッテナム、チェルシー、ウェストハムと対戦することになっており、特に難しい時期だ。ソーシャルメディア上では、この時期を「死の月」と呼ぶユーザーもいるほどだ。
ソーンリーは「リーグ戦が6試合、ヨーロッパリーグが3試合、そしてカラバオ・カップが1試合ある」と言う。
「10月は本当に大変な時期になるし、そこで戦えるようなチームが必要なんだ」
How many matches will Manchester United win of their first 15 in the Premier League? 🤔
— CBS Sports Golazo ⚽️ (@CBSSportsGolazo) June 16, 2022
They face every big six club by the end of October. 😳 pic.twitter.com/NEmIeaYpHr
10月は大変な時期ではあるが、フォーチュンはテン・ハフがこれらの試合をどう乗り切るかを楽しみにしている。
「もし楽しみでないのなら、間違ったクラブにいることになる。これこそが、君たちが求めているものだ」
「マンチェスター・ユナイテッドの選手として対戦するすべてのチームは、あなたを貶めようとする。(彼らにとっては)カップ戦の決勝のようなものだからだ」