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ネヴィル「ダロトは長期的な解決策になれる」

水曜日 14 2月 2024 14:51

ファンから愛されたユナイテッドの元DFガリー・ネヴィルは、ディオゴ・ダロトは、今後長きにわたってチームの右サイドバックのポジションを維持できる存在だと考えているという。

2018年夏にユナイテッドに加入したダロトは、今シーズンはおそらく入団以来最高のパフォーマンスを披露している。直近のアストン・ヴィラ戦でも、スコット・マクトミネイの決勝点につながるベッカムばりの素晴らしいクロスでファンから称賛を浴びた。

プレミアリーグの1週間を振り返る自身の番組『ガリー・ネヴィル・ポッドキャスト』で、1999年のトレブル経験者であるネヴィルは、ダロトのここ最近の好調ぶりをとりあげた。

エリック・テン・ハフ監督が着任してからは、右サイドバックのポジションはアーロン・ワン・ビサカとダロトが入れ替わりで務めてきたが、ネヴィルは、ダロトが一歩抜きん出ていると感じているという。

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1992年から2011年まで、ユナイテッドで602回出場した試合において主に右サイドバックを務めてきた元キャプテンは、「ダロトについて少し話したいと思う」と口火を切った。

「マンチェスター・ユナイテッドにとって、ダロトは未来の右サイドバックと言える選手だ」。

「その理由は数々ある。彼は身長もあるし体も強靭、パワフルで、ボール使いも上手い。彼は優秀なディフェンダーだ。彼はバックポストを実にうまく守っている」。

 

その上でネヴィルは、ダロトのさらなる成長、ひいてはユナイテッドのディフェンスがユニットとしてより成熟する上で足かせとなっているのは、主に負傷によって継続して同じ選手を起用することができない状況にあると指摘した。

「もしも彼が、より安定して自信に満ちた4バックでプレーできるようになれば、彼は未来を担う右サイドバックになれると思う」と現在48歳のネヴィルは強調。

「ヴィラ戦の前に見た統計に驚いたんだが、実に今シーズン、レッズは16、17、18もの(異なる)組み合わせで4バックを形成しているらしい。試合ごと、ときにはハーフタイムで4バックが変わるという状態だ!ショーが退いたり、先週はマルティネスが負傷したしね」。

「常に顔ぶれが変化していて、右サイドで彼と絡む選手たちも常に入れ替わっている。僕の場合は、何年もの間、周囲の選手たちと安定した関係を築くことができていた」。

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ワン・ビサカはここ数週間、ケガに悩まされ、1月14日のトッテナム戦(2-2)以来、トップチームの試合には出場していないが、ネヴィルとしては、ダロトをある程度の長い期間、じっくりと先発で起用し続けて、彼の好パフォーマンスがどこまで進化できるかを見てみたいという。

「僕なら彼をすぐに替えようとは思わない。彼は何かを持っている選手だと思う」と現在は解説者や評論家として活躍中のネヴィルは語る。

「彼が世界最高か?と言われたら、答えはノーだけれど、そうなるポテンシャルはあるか?と聞かれたら、その答えはイエスだ」。

「ダロトは将来が楽しみな選手だよ。『彼にやらせてみようじゃないか』と思える選手だ」。

 

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