CLグループステージ最終戦で、ユナイテッドが勝ち抜けるには？

水曜に行われたガラタサライは、ユナイテッドは2度、リードを奪いながらも3-3のドローに終わった。

すでにグループ首位が決定しているバイエルン・ミュンヘンも、その数時間後にコペンハーゲンと引き分けた。FCコペンハーゲンは、過去5年で初めて、グループステージで彼らに敗れなかったチームだ。

アリアンツ・アレーナでの対戦はゴールレスドローだったが、終盤にはGKマヌエル・ノイアーが見事なセーブでピンチを防ぎ、さらにステファニー・フラッパート主審が、ハンドボールがあったとしてバイエルンに与えたPKを、ビデオ・アシスタントとの協議の結果、ノーファウルだったとして判定を覆すというドラマチックな展開もあった。

コペンハーゲンとガラタサライはそれぞれ2位と3位に勝ち点5で並び、得失点差では前者がわずかに優勢だ。

エリック・テン・ハグ監督率いるレッズは、彼らから1ポイント遅れをとっている。しかしまだラウンド16に進出できる望みは残されている。

そのためには、2週間後のオールド・トラッフォードでの結果だけでなく、パルケン・スタジアムでの結果も関係する。

ユナイテッドが2位で終えるには、シアター・オブ・ドリームズで、なにがなんでもバイエルンに勝つ必要がある。

彼らをグループステージで破ったのは、2017年9月のパリ・サンジェルマンが最後。しかし、たとえその偉業を達成できたとしても、それだけでは十分ではない。

デンマークで行われるコペンハーゲン対ガラタサライがドローで終わる必要があるのだ。

9月に行われた両者の対戦は、コペンハーゲンのエリアス・ジェラートが退場となった後、トルコが終了間際に2度ネットを揺らし、2-2で引き分けている。