ユナイテッド2023プレシーズンガイド
2023-24シーズンに向けてマンチェスター・ユナイテッドが再始動するまで、あと3週間しかない。
選手たちが来月のプレシーズントレーニングのためにキャリントンに戻った後のスケジュールの詳細がクラブから発表された。
オスロとエジンバラでの試合の後、ツアー2023でアメリカに飛び、4つの場所で4試合が行われる。
オールド・トラッフォードでウォルバーハンプトン・ワンダラーズと対戦するプレミアリーグ開幕戦の8日前には、ダブリンで親善試合も予定されている。
オスロでリーズと対戦
記事ウルヴァール・スタジアムでライバルとの対戦が実現。
7月12日:ユナイテッド対リーズ・ユナイテッド(オスロ、日本時間13日0:00)
ペニン山脈を挟んだ2つのライバルが、ウルレヴァル・スタジアムで対戦。リーズはトップリーグから降格し、来季はチャンピオンシップに参戦する。
昨シーズンの対戦を振り返ると、2点ビハインドからオールド・トラッフォードで2-2のドローに持ち込んだ数日後に、エランド・ロードで2-0の勝利を収めている。
7月19日:ユナイテッド対リヨン(エディンバラ、日本時間22:00)
スコットランドでの午後にキックオフとなるこの試合は、元ディフェンダーのローラン・ブランが監督を務めるリヨンと対戦する。昨季7位と健闘したリヨンは、アヤックス時代にエリック・テン・ハフ監督の下でプレーしたアルゼンチン代表FWニコラス・タグリアフィコを擁している。
BTマレーフィールド(ラグビーの伝統的な本拠地)での試合の後、選手たちはアメリカに向かう。
7月22日:ユナイテッド対アーセナル(ニュージャージー、日本時間23日6:00)
メットライフ・スタジアムでの一戦はスパイシーなものになりそうだ。オールド・トラッフォードでは3-1の勝利を収め、シーズン序盤のノース・ロンドン勢の無敗記録を打ち破ったが、ロンドンで行われたリターンマッチでは終盤に失点し、3-2で敗れた。
過去の親善試合でもアーセナルとの対戦は記憶に新しいが、アメリカでの初対決となるこの試合で、ミケル・アルテタが率いるアーセナルは、2023-24シーズンも優勝を狙える力を証明したいところだろう。
7月25日:ユナイテッド対レクサム(サンディエゴ、日本時間26日11:30)
このスナップドラゴン・スタジアムでの一戦は、ナショナルリーグ王者とヤングレッズとの対戦となる。
アカデミーの有望選手がユナイテッドの代表として、昇格したばかりのウェールズのクラブとの試合に臨むことになっており、貴重な経験ができるはずだ。
7月26日:ユナイテッド対レアル・マドリー(ヒューストン、日本時間27日11:30)
その1日後、ユナイテッドはNRGスタジアムでスペインの強豪レアル・マドリーとテキサスで対決。熱狂的な観衆の前で、世界屈指のビッグクラブ同士の一戦は記憶に残るものとなるだろう。アメリカでの最後の対戦は2014年にミシガン州で行われ、10万9318人のサポーターを集めた。
マドリーはスターストライカーのカリム・ベンゼマを失ったが、すでにスペイン代表FWのホセルとイングランド代表FWジュード・ベリンガムを獲得している。
ラスベガスでドルトムントと対戦
記事ツアー2023のスペシャルナイト、レッズが世界のエンターテインメントの中心地でパフォーマンスを披露
7月30日:ユナイテッド対ボルシア・ドルトムント(ラスベガス、日本時間31日10:00)
ラスベガスのアレジアント・スタジアムでドイツのクラブと対戦する。ドルトムントは昨シーズン、最終節でバイエルン・ミュンヘンにブンデスリーガのタイトルを奪われた。
アメリカ滞在最後の試合となるこの試合のチケットは現在一般発売中で、ネバダでユナイテッドの試合を観戦できるまたとないチャンスだ。
8月6日:ユナイテッド対アスレティック・クラブ(ダブリン、日本時間7日0:00)
2012年、マルセロ・ビエルサ監督時代にヨーロッパリーグで戦ったアスレティック・クラブとの再会。
ユナイテッドにとってアビバ・スタジアムへの訪問は3度目だが、元ユナイテッドのアンデル・エレーラを擁するビルバオチームを、多くのアイルランド人サポーターが応援する絶好の機会だ。