14選手が24年6月の代表戦に招集
マンチェスター・ユナイテッドの選手たちは、各国代表として国際親善試合に出場する予定だ。
Euro 2024とコパ・アメリカを目前に控えた6月の始まりは、主要な大会のためのウォームアップ試合が予定されている。ユナイテッドからも多くの選手が参加するはずだが、先週末にマンチェスター・シティーを破ったエミレーツFAカップ決勝戦出場、同試合での負傷のため、選手たちが親善試合でどれだけ試合に出場できるかについてはまだ疑問が残る。
イングランドは月曜日にニューカッスルでボスニア・ヘルツェゴビナと対戦し、金曜日(6月7日)にはウェンブリーでアイスランドと対戦する。
ルーク・ショーとハリー・マグワイアは、国内キャンペーンの終盤を欠場した後、フィットネスを整えるため調整を続けている。一方、コビー・メイヌーが先週土曜日にマン・オブ・ザ・マッチに輝いたことは、ガレス・サウスゲイト監督がセント・ジェームズ・パークでの試合を前にチームを編成する際に考慮するかもしれない。
サウスゲイト監督は「ルーク・ショーとハリー・マグワイアはマンチェスター・ユナイテッドでのシーズン終盤にひどい怪我をした。彼らは代表のメディカルと調整をする必要がある」と、イングランド代表公式ウェブサイトに語った。
「2人とも大会に間に合わせるために全力を尽くしているし、毎日が重要とわかっている。今、私たちは彼らの状態を正確に知ることができ、より明確なイメージを得ることができる」
見事な活躍でEuro 2024のワイルドカードに名乗りを上げたメイヌーをサウスゲート監督が高く評価しているのは明らかだ。
「若手に関して興味があるのは、プレッシャーの中でどう対処するかということだ。技術的な能力もさることながら、戦術的な意識の高さ、成熟度、ビッグマッチへの対応力も問われる」
「マンチェスター・ユナイテッドでプレーすれば、常にスポットライトを浴びることになる。若い選手を起用することを恐れたことはない。選手たちが十分な実力を備えていれば、年齢をそれほど気にすることはない。コビーは素晴らしいシーズンを過ごしたし、ゴールとトロフィーでシーズンを締めくくることができたのは素晴らしいことだ」
大会が始まる前にユナイテッドの選手が関わる最も重要な試合は、ソフィアン・アムラバトを招集したモロッコのワールドカップ予選である。アガディールでのザンビア戦と、アウェイでのコンゴ民主共和国戦が予定されている。
コペンハーゲンで行なわれるデンマーク対スウェーデンのスカンジナビア対決には、デンマーク代表のクリスティアン・エリクセンとラスムス・ホイルンド、スウェーデン代表のビクトル・リンデロフが出場する可能性がある。
ディオゴ・ダロトとブルーノ・フェルナンデスの2人をメンバーに選んだポルトガルは、フィンランド、クロアチア、アイルランドと3つの親善試合を控えている。
ジョニー・エヴァンスは北アイルランド代表に復帰し、弟のコリーとともに選出され、元ユナイテッドのイーサン・ガルブレイスはレイトン・オリエントでの素晴らしいシーズンを終えて招集された。
アルゼンチン代表は、コパ・アメリカに向けて、シカゴでエクアドルと、ワシントンでグアテマラと対戦する。リサンドロ・マルティネスとアレハンドロ・ガルナチョはFAカップのヒーローであり、ワールドカップホルダーとして大きなインパクトを与えたいところだ。
アルタイ・バユンドゥル(トルコ)とスコット・マクトミネイ(スコットランド)は、Euro 2024に出場する前の調整として代表に帯同している。
明るい未来を示すスタッツ
記事23-24シーズンに若手が残したインパクトは、Optaのデータを見れば一目瞭然だ。
国際試合日程
6月3日(月)
イングランド対ボスニア・ヘルツェゴビナ(マグワイア、ショー、メイヌー)
ジブラルタル対スコットランド(マクトミネイ)
6月4日(火)
イタリア対トルコ(バユンドゥル)
ポルトガル対フィンランド(ダロト、フェルナンデス)
6月5日(水)
デンマーク対スウェーデン(エリクセン、ホイルンド/リンデロフ)
6月7日(金)
イングランド対アイスランド(マグワイア、ショー、メイヌー)
モロッコ対ザンビア(アムラバト)
スコットランド対フィンランド(マクトミネイ)
6月8日(土)
デンマーク対ノルウェー(エリクセン、ホイルンド)
ポルトガル対クロアチア(ダロト、フェルナンデス)
スペイン対北アイルランド(エヴァンス)
スウェーデン対セルビア(リンデロフ)
6月9日(日)
アルゼンチン対エクアドル(N)(マルティネス、ガルナチョ)
6月10日(月)
ポーランド対トルコ(バユンドゥル)
6月11日(火)
アンドラ対 北アイルランド(N)(エヴァンス)
コンゴ対モロッコ(アムラバト)
ポルトガル対アイルランド(ダロト、フェルナンデス)
6月14日(金)
アルゼンチン対グアテマラ(N)(マルティネス、ガルナチョ)
(N)=中立地