ジャック・バトランドが退団
期限付きでマンチェスター・ユナイテッドに在籍していたGKジャック・バトランドが、契約満了に際し、スコットランドの強豪レンジャーズに完全移籍することが決まった。
現在30歳のバトランドは、1月にクリスタル・パレスから期限付きで加入した後、シーズン後半をレッズで過ごした。
レンジャーズとの契約は4年で、ユナイテッドとの契約が満了した翌日の7月1日に発効する予定だ。
It was short and sweet, but an unreal experience being with the team I’ve supported since a young boy. The staff, players, fans & everyone involved with the club are another level. (1/2) pic.twitter.com/hHVc7szNBs
— Jack Butland (@JackButland_One) June 6, 2023
短い在籍期間中にバトランドがレッズの試合に出場することはなかったが、国内と欧州カップ戦の過密スケジュールをこなす上で、ジャックはGK部門に貴重な経験を加味してくれた。
エリック・テン・ハフは20試合で彼をメンバーに選出している。ヨーロッパリーグ、エミレーツFAカップ、プレミアリーグに加え、カラバオカップ決勝ではウェンブリー・スタジアムで優勝を味わった。
先週末のFAカップ決勝、マンチェスター・シティー戦でもバトランドはベンチ入りしている。
少年時代からユナイテッドファンだったバトランドは、今年初頭に契約にサインしたときのインタビューで、レッズに加入した充実感について語っていた。
先日ふたたびクラブメディアとの取材に応じてくれたジャックは、それからの時間を振り返り、「最高だった」と描写した。
「ここに実際に所属して、すべてを目にして、マン・ユナイテッドの選手としてホーム側の視点で試合を見て初めて、マン・ユナイテッドの真の姿を目にすることができた」。
「実際にユナイテッドのシャツやキットを初めて着るまでは、まったく実感がわかなかったからね」。
「しばらくの間は興奮状態だったんだ」と明かしたバトランド。
「予想以上だった。入団してからがっかりしたくはないものだけれど、ここではまったそうじゃなかった。期待通り、いやそれ以上だった」。
「ここで過ごしたすべての時間が最高だった」。
クラブ関係者一同、レッドとしての彼の尽力に感謝し、彼のこれからの幸運と活躍を祈っている!