2022年のワールドカップ出場を目標にすえるリンガード
ジェシー・リンガードは、2022年のワールドカップでイングランド代表としてプレーすることを目標に定めている。今夏のEuro出場を逃したことでさらにモチベーションが高まったと、マンチェスター・ユナイテッドのフォワードは語った。
リンガードは現在イングランド代表に帯同し、来週、ワールドカップ予選のアンドラ戦とハンガリー戦を戦う。
2018年のロシア大会に出場して得点も決めているリンガードは、レンタル移籍先のウェストハムで活躍していながらも、今年の夏開催されたUEFAEuro2020のメンバーから漏れたことに落胆した。
今季はマンチェスター・ユナイテッドに戻って、すでにゴールやアシストも決めるなど、好調を維持している。
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イングランド代表のキャンプ地、セント・ジョージ・パークで報道陣の質問に応じたジェシーは、Euro2020のメンバーから外れたことで、「世界最大のトーナメントでプレーしたいというハングリー精神やモチベーションがより一層高まった」と語った。
またプレス・アソシエーションは、「それはいつだって厳しいことだ。イングランド代表に選ばれず、試合にもあまり出ていない時期があったことを考えれば、(ユーロ行きの)33人のメンバーに入れたことは、信じ続けて懸命に努力すれば実現できるんだということを示していた」という彼のコメントを掲載している。
「25人の最終メンバーに入れなかったのは残念だったけれど、一緒に残って仲間を応援した。決勝に到達し、優勝できるチャンスもあった。でも素早く切り替えて、次のシーズンへの準備にとりかかることが大切だ」
「イングランド代表にはもう長い間参加していて、ここ数年でキャンプの雰囲気が変わってきたのを感じるけれど、今回のキャンプはこれまででベストだと言えるよ」
「一体感とチームスピリットがあって、ガレスは僕たちを正しい方向へと導いてくれている。今僕らは確固たる自信をもっている。当然、予選を突破するつもりだ」
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リンガードは土曜のアンドラ戦を心待ちにしている。イングランドが4-0で勝利をおさめた先月の両者の対戦では、ジェシーは2ゴール1アシストの活躍で貢献した。
ユナイテッドでは、攻撃手のポジション争いが熾烈になったこともあり、今シーズンは途中出場が中心だ。彼を含めた4人は、イングランド代表の仲間でもある。マーカス・ラッシュフォードはまもなく怪我から復帰できる見込みだ。そしてメイソン・グリーンウッドと、この夏ボルシア・ドルトムントから加入したジェイドン・サンチョもいる。
サンチョは、その華麗な足捌きや優れたビジョンでファンの目を楽しませてはいるものの、まだゴールはない。リンガードはサンチョについて「順応するには時間が必要だ」と話した。
「ジェイドンはフットボールを知り尽くしていると言えるほど十分な経験があるし、プレミアリーグはタフだ。でも順応してきている。ここから先はどんどんよくなっていくよ。ジェイドンが成功することを全員が信じているし、願っている」。