エリック

エリック・テン・ハフはクラブの結束をもたらした

木曜日 22 9月 2022 17:13

ジョン・マータフは、エリック・テン・ハフがマンチェスター・ユナイテッドにもたらした「結束、集中、意欲の向上」を歓迎している。新たな成功をもたらすために、クラブ全体でハードな取り組みが行われているという彼の発言は、ファンを勇気づけるものだ。

フットボールディレクターのマータフは、2021年6月から2022年6月までの、投資家へのクラブの年次報告書の一部として、この1年間でのレッズの浮き沈みを振り返った。

ここでは、そのうちの注目発言を紹介する。

 
この夏レッズに加わったリサンドロ・マルティネスとクリスティアン・エリクセン

フットボール面

マータフは、2021-22シーズンにおける最も重要な進展は、アヤックスからテン・ハフを採用したことだと述べている。「徹底的な調査とデューデリジェンスの結果、エリックが最強の候補者であることは明らかだった。彼の優れた指導実績、彼のプロアクティブへのコミットメント、我々が求める積極的な攻撃サッカーへの取り組み、そして彼がこの役割に対して示したビジョンと野心」。

「まだ長い道のりではあるが、就任から4ヶ月の間に、結束力、集中力、そして意欲が高まり、将来に向けて良い兆しが見えている」。

マータフは、タイレル・マラシア、リサンドロ・マルティネス、クリスティアン・エリクセン、カゼミーロ、アントニー、そしてGKマルティン・ドゥブラフカをレンタルで獲得したこの夏の男子トップチームへの「意義ある投資」を強調した。彼は、これらの契約はクラブが目指している「経験豊富な国際的な選手と若く有望な才能のバランス」を反映したものであり、「通常より多い退団者」と相まって、「残念な結果に終わった2021-22シーズンの後にチームを刷新するための重要な部分」であったと語った。

「我々は、エリックが成功するために適切なクオリティとキャラクターを持った選手を確保するためのサポートを続ける一方で、投資の面でも、持続性のある財政プランへのコミットメントと合わせて、安定性のあるものであることに留意した」と述べた。そしてクラブは、トップチームのスタメン級の選手5人を早々に確保するなど、「計画よりも早く」補強が進んだことを指摘した。これは、今後の移籍市場では、この夏と同じレベルの動きはないことを示唆している。

マータフは、来年夏の移籍市場に焦点を当てながら、テン・ハフのチームをより発展させるための次のステップの計画はすでに進行中であると語った。また、「女子チームに7人の新戦力を加えられたことも満足している。マーク・スキナー監督のもと、女子スーパーリーグで4位という好成績を収めた昨シーズンからさらにチームが発展することを期待している」とマータフは付け加えた。「5月に開催されたFAユースカップでは、オールド・トラッフォードに集まった67000人のファンの前で、男子アカデミーのU-18チームが11回目の優勝を果たした。これもこの年のハイライトだ。しかもこれは、この大会の史上最高の観客動員数だった」。

「また、女子のU-21チームも、WSLアカデミーレベルでリーグ戦とカップ戦のダブル優勝という素晴らしい結果を残すことができた。若者の育成は常にこのクラブの礎であり、男女両方のアカデミーから輩出される才能に、これまでと同様、興奮している」。マータフは、クラブがマンチェスター・ユナイテッドに期待されるレベルに達するには「まだまだ大変な作業が待っている」と認めながらも、「すべてのチームが成功を追求するために、適切な人材とプロセスを導入している」と自信を覗かせた。

ファン

最高経営責任者のリチャード・アーノルドは、「マンチェスター・ユナイテッドの強さは、ファンの情熱と忠誠心によるものだ」と投資家に語りかけ、ファンとの関係をより向上させることがクラブの戦略的優先事項の一つであることを強調した。また、ファン代表とクラブ、経営陣、オーナーとの役員会レベルの対話のための新しい場として、1月に発足したファンズ・アドバイザリー・ボードを紹介し、このモデルがプレミアリーグによって、他のクラブがフォローするべき必須のモデルとして受け入れられていることを指摘した。

アーノルドは、日常的に試合に足を運ぶ地元のファンだけでなく、世界中のファンとの関係を強化することにも力を注いでいると語り、タイ、オーストラリア、ノルウェーで、今夏のプレシーズンゲームに参加した35万人のファンについても触れた。最高執行責任者のコレット・ロッシュは、公式メンバーに登録したファンの数が27万5千人を超え、クラブとして過去最高を記録したことを報告。また、オールド・トラッフォードの一般入場券の価格が11シーズン連続で凍結されたことに触れ、より多くのファンがホームゲームにアクセスできるよう、新しいカップ戦専用シーズンチケットが発売されたことをアピールした。

「今年の欧州女子選手権で、マンチェスター・ユナイテッドの現役選手4人を含むイングランド代表が優勝したことで、WSLへのクラブレベルでの関心が高まり、女子チームの試合のチケット需要が高まったことは喜ばしい」とロッシュは付け加えた。「今年は、女子の試合のシーズンチケットの需要が前年比55%増加し、まだボールが蹴られる前から、昨年のシーズン全体を上回るチケットが売れている」。ロッシュは、7月に開催された欧州女子選手権の開幕戦が、オールド・トラッフォードに69000人のファンを動員した例を挙げつつ、12月のWSL戦で、シアター・オブ・ドリームズにアストン・ヴィラを迎える対戦が再び大きな観衆を集めることに期待を寄せた。「私たちは、女子サッカーが今後も勢いを保ち続けることに非常に期待しています」とロッシュは語っている。

ファンとのつながりを強化することは、クラブの優先事項のひとつだ

施設

ロッシュは、クラブが夏の間に、オールド・トラッフォードとキャリントン・トレーニンググラウンドの両方で、ファンや選手のための施設を改善するために、いくつかのインフラ面でのアップグレードやその他のメンテナンス・プロジェクトを完了させたと述べた。長期的な面では、オールド・トラッフォードとその周辺にあるクラブ所有の土地の再開発の可能性を探るため、マスター・プランナーが任命されたことをアーノルドが報告。「数年にわたるプロジェクトの初期段階であり、確定的な決定を下す前に、これらの選択肢についてファンやその他のステークホルダーから意見やフィードバックを集め続けていく」と彼は述べた。

財務面

クラブの年間決算では、新型コロナウィルスのパンデミックによる財務的影響は続いているものの、その後ファンが戻ってきたことにより、収益が回復していることが示された。アーノルドは投資家に対し、クラブの主な使命は「マンチェスター・ユナイテッドが競うべきタイトルやトロフィーを手にするために、サッカーチームをサポートすること」だと語った。

「クラブの全員が、ファン、株主、その他のステークホルダーの相互利益のために、ピッチ上での安定した成功と、ピッチ外での持続可能な経済モデルを実現するという明確な戦略で足並みを揃えている」。

「我々は、将来の成功に向けた基盤が整いつつあると信じているが、今シーズン以降もやるべきことはたくさんあり、成功は一夜にして実現できるものではないことも認識している。クラブとして、我々は目標達成に向けて一致団結し、前進していく」。

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