監督がチェルシー戦を総括

日曜日 05 11月 2017 22:33

マンチェスター・ユナイテッドは日曜午後に行われたプレミアリーグの対チェルシーに1-0で敗れたが、ジョゼ・モウリーニョ監督はこの試合からポジティブな成果も得られたと語った。

国際マッチデーのブレイクを迎える前の最後のプレミアリーグ戦で、レッズはアルバロ・モラタのヘディングシュートでチェルシーに勝利を許し、今季2敗目を喫した。

以下は試合後にモウリーニョ監督がスカイ・スポーツとMUTVに語ったコメントから要点をまとめたものだ。

試合の展開について
「あのゴールは、彼らがこの試合で唯一上手に立っていた短いタイミングの間に決まったものだ。それ以外は、両者がゲームをコントロールし合い、試合は拮抗していた。我々にも彼らにもチャンスがあった。しかしあのゴールで彼らはより守備に比重をかけられるようになった。しかし我々も攻め続け、試合の流れを変えようと試みた。同点に追いつくチャンスも作ったが、決めきれなかった」

ゴールシーンではもっとうまく守れていたのでは?
「そう思う。なぜなら、この試合のための準備をしている間も、ましてやハーフタイムの間にも念を押していたからだ。ミドルレンジやインサイドからのクロスには要��意だと。そしてその時のストライカーたちの動き方も我々は把握していた。彼らは状況によってディフェンダーの前に入ったり後ろに回り込んだりする。まさにあの状況について我々はロッカールームで確認していたのだ。このような展開の試合では、たいてい先制点をあげたほうが勝つ。しっかりコントロールすべき状況で、我々は失点してしまったのだ」

自陣のチャンスには満足しているか?
「何回あったか、それがどれだけの精度だったかはわからない。ベンチで私は試合の流れを観察しているのであって、チャンスの数を数えているわけではないからね。覚えているのは、チャンスはあったということ。マティッチが相手GKの正面にヘディングを打ち込んだシーン、前半のルカクのシュート、それから試合終盤にはラッシュフォードのシュートと、ファーポストにいたフェライニにクロスが渡り、彼が胸でコントロールしてボレーシュートを打った。ゴールになっていたかもしれないチャンスはいくつもあった」

反動は素晴らしかった
「後半戦の序盤、我々はミスを犯し、それで2つの痛手を負った。ひとつは試合の流れが変わってしまったこと、もう一つはしっかり分析し、トレーニングもして、きっちりコントロールできるはずの状況で失点してしまったことだ。だからその後の彼らの反動も大きかった。選手たちは勇敢に、持てるものすべてを出し尽くした。終盤、相手にあれだけのプレッシャーをかけたのだから、終盤にあったシュートチャンスが決まっていてもよかった。我々はただ一度のミスで罰を受けた。そしてこの試合では、両チームとも素晴らしく強かった」

より広い視点で
「我々は2位だ。5位や6、7、8位ではない。自分たちよりも下には18チームもいる。我々は苦しい状況の中で、タフな試合を消化した。数人の主力選手を欠いていたトッテナム、リヴァプール、そしてチェルシー戦だ。けが人については言及したくない。とりわけ敗戦の後はね。しかし限られた状況の中で厳しい試合を戦ってきたということは事実だ」

動画
スタンフォード・ブリッジでのチェルシー戦ハイライト

フェライニを称賛
「誉めたたえるだけではなく、フェライニには感謝を述べたい。チームの全体練習にはきのう(土曜日)復帰したばかりだというのに、今日の試合でチームの役に立ちたいと、試合に出られる状態に調整してきた。そして試合での彼のあの信じられないほどの頑張りよう。彼には大いに賛辞を贈りたい」