マタ

マタ「自分が蹴らないといけなかった」

木曜日 08 11月 2018 00:25

フアン・マタは、ユヴェントス戦の逆転勝利に繋がったフリーキックを蹴る際、マンチェスター・ユナイテッドのキャプテンを務めたアシュリー・ヤングに、キッカーを譲るように頼んだ。

クリスチアーノ・ロナウドのボレーでユヴェントスに先制されたユナイテッドは、残り5分をきって1点を追っていた。だが、ポール・ポグバがボックス手前で倒されて得たフリーキックをマタが決め、同点に追いついた。

マタは試合後「フリーキックを得た瞬間、自分が蹴らないといけないと思った」とコメント。「だからアシュに、『お願いだから蹴らせてもらいたい。自分なら壁を超えられる』と伝えたんだ」

ジョゼがチームを称賛

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「GKは壁越しで見え辛くて、非常に難しい状況だった」と、ユヴェントス戦のユナイテッド・マン・オブ・ザ・マッチに選出されたマタは言う。

「だから練習で何度も繰り返してきたことを試した。あの状況では、1-1の同点に追いつくことが重要だった。そして逆転に繋がった。スタジアム、会場の雰囲気、試合の重要性を考えると、これまでに決めたゴールの中でもっとも重要なゴールの一つになったね」

マタは、ユヴェントスの新グラウンドであるアリアンツ・スタジアムで初めて勝利したイングランドのクラブになったチームの精神力を称えた。

「ユヴェントスを相手に負けていて、2点を取って勝つという何よりも難しいことをやってのけた」

「最高のチームだし、最高のスタジアム。雰囲気も素晴らしかった。非常に難しい相手との試合で、勝てたことも大きい。でも、これがフットボール。生かさないといけない2本のフリーキックをモノにできた。今日のチームは、それを残り5分からやってのけたんだ。非常に、非常にポジティブなフィーリングを得られた。相手に勝ち点3のチャンスがあった試合に耐えたこと、しかも後半に耐えて、勝ち点3を勝ち取ってマンチェスターに戻れるのは、グループステージでの大きなステップになる」

「このスタジアムではトライしないといけないし、可能性を残し続けないといけない。たとえ相手に決定機を作られて、押し込まれたとしてもね」

「1-0であっても、1-1であっても、可能性を残し続けないといけない。最後のチャンスになるかもしれない場面を生かさないといけない。今日は、それを実行に移せた。だからドレッシングルームの雰囲気も、ご想像の通りさ。(後半のエンドには)僕たちのファンが大勢いたから、とても嬉しかった。彼らもマンチェスターに笑顔で帰れるはずさ」

「チームの情熱、気持ちの強さ、努力を強く主張したい」

「絶対に1度か2度はチャンスがあると信じ続けた。1点は取れると思い続けた。ここでのドローは悪くない結果だよ。でもね、アシュリーのクロスはとにかく素晴らしかった。(決勝点が決まった瞬間)ボックス内で何が起こったのはわからなかった。オウンゴールのようにも見えたね。とにかく、とても大きな勝ち点3を得られた」

「まだ2試合残っているけれど、勝ち上がりに向けて本当に大きなステップになった」

同日バレンシアガヤングボーイズに3-1で勝利し、暫定的に2位に浮上したが、ユヴェントス戦の勝利により、ユナイテッドがグループHの2位を維持。しかしマタは、まだやるべきことは残っていると話している。

「あと2試合ある。オールド・トラッフォードでのヤングボーイズ戦で勝ち点3を取りにいかないといけない。それに、アウェイでのバレンシア戦は、今日のポールのように、自分にとって特別な試合になる。僕が愛しているクラブの一つだからね。楽しみだよ」

「今日チームは大きなステップを踏んだ。でも、まだ終わっていない」

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