マタが新契約にサインした理由
先週、マンチェスター・ユナイテッドとの新たな1年契約にサインしたフアン・マタは、新シーズンを楽しみにしている。
2014年にチェルシーから加入したマタは、2022年6月までの契約を結び、ユナイテッドで9シーズン目を迎える。
マタは、ユナイテッドで273試合に出場して51ゴールを記録しており、これまでにクラブで獲得したヨーロッパリーグ、FAカップ、EFLカップのタイトルに加えて、新たなトロフィーを狙っている。
フアンはクラブメディアに対し、「そうだね、新しいシーズンに向けて、本当に幸せで、興奮していて、新鮮で、エネルギーに満ち溢れているよ」と答えた。
マタがユナイテッドと新たに1年契約
記事フアン・マタが、2022年6月までの契約に合意した。
「もう9回目(のシーズン)だとは知らなかったけど、時が経つのは早いものだね。もちろん、このクラブではたくさんの良い瞬間を過ごしてきた。困難なこともあったけれど、このクラブに残るし、チームにとっても自分にとっても良いシーズンになることをとても楽しみにしている」
32歳のマタは、前回の契約が満了した後、一時的にフリーエージェントとなり、他のクラブからオファーを受けたことを認めている。
しかし、フアンはユナイテッドでやり残したことがあると感じており、個人として上手くいかなかった2020-21シーズン後に退団したいとは思わなかったという。
考えずに決断できたかという問いかけに、マタは「いや、正直に言うと、考えた」と答えた。
「もちろん、契約終了時にはフリーエージェントになっていたので、この世界では当たり前だけれど、いろいろなクラブから連絡があって、自分のキャリアの中で新たなステージに進む可能性を考えることもある。その一方で、このクラブにいるという感覚、特に昨シーズンの状況、おそらく自分の人生の中で最も難しいシーズンだったことを考えると、あのまま退団するのは自然なことではないよね」
「もちろん、チームに多くをもたらせるし、クラブも同じように考えてくれている」
「ここでトロフィーを獲得したいし、楽しみ。このクラブの選手であることはとても特別なことで、トロフィーを獲得することはさらに特別なこと。僕も、他の選手も、そのためにクラブでプレーしているんだ」
ブルーノ・フェルナンデス、ハリー・マグワイア、ダビド・デ・ヘアなど、マタのチームメートたちは、発表後SNSでお祝いの言葉をかけた。これだけで、彼がクラブ内でどのように見られているかを物語っている。
「愛されていると感じるのはいつでも嬉しいものだよ」
「ドレッシングルームではすべての選手と素晴らしい関係を築けているし、みんなと友達。居心地が良いよ」
木曜日、フアンは夏休みを終えてキャリントンに戻った。彼は、ユナイテッドが再びオールド・トラッフォードの満員の観客の前でプレーすることを楽しみにしながら、仕事に戻りたいと語る。
「今は、トレーニング初日を迎えることにとても興奮している」
「精神的にも肉体的にもリフレッシュできたし、これからの長い���ーズンに向けてエネルギーも蓄えられている。また、この2、3ヶ月経験できていないオールド・トラッフォードでファンの皆に応援してもらえるシーズンにしたい。だから、とてもワクワクしているんだ」