カバーニ

PSGが格下に苦戦

木曜日 07 2月 2019 08:30

UEFAチャンピオンズリーグで対戦するパリ・サンジェルマンは、クープ・ドゥ・フランス・ラスト16で格下のヴィルフランシュと対戦し、延長戦の末に3-0で下した。

ナシオナル1(3部相当)の降格圏内にいるヴィルフランシュに苦戦を強いられ、リーグ1首位チームが0-0のままレギュレーションを終え、延長戦に持ち込まれた。

トーマス・トゥヘル監督は、延長戦でしぶしぶキリアン・エムバペとエディンソン・カバーニをカップ戦で起用する破目に追いやられ、後半に2人を投入した。

ボルシア・ドルトムントの前監督だったトゥヘルは、審判の裁定に繰り返し抗議した結果、スタンドに退席処分を科されたのだが、102分にユリアン・ドレクスラーのゴールで均衡を破ると、ムサ・ディアビとカバーニが延長の6分間で2ゴールを加えて勝利に貢献した。

PSGは、直近5シーズンで4度優勝している同カップ戦の準々決勝に勝ち進んだ。

トゥヘルが新戦力を起用

 PSGは、1月にゼニト・サンクトペテルブルクから移籍金3500万ポンド(約49億8000万円)で獲得したと伝えられた24歳のレアンドロ・パレデスにデビューの機会を与えた。

8番のユニフォームを着たパレデスは、前半だけでフリーキックを何本か直接決めそうな場面を作ってみせた。

トゥヘル監督は「レアンドロを60分か70分プレーさせらるのに良い機会になると思ったが、最終的には120分フルでプレーすることになった」とコメント。「もちろん、試合は必ず終わる。今日の試合で120分プレーしたので、週末のボルドー戦でプレーできるかはわからない」

「レアンドロは、良かった。中盤で非常に信頼のおける選手だった。ボールを失わず、パスと創造性で高い能力を示した。簡単な試合ではなかったが、能力を証明してくれた」

ゼニトは今季UEFAヨーロッパリーグに出場しているため、パレデスはユナイテッド戦に出場する可能性がある。

負傷

トゥヘル監督は、マルコ・ヴェッラッティが足首の捻挫以外の負傷により復帰できなかったと明かした。

パルク・オリンピック・リヨンでの試合後、先月痛めた足首の負傷からようやく練習に復帰したヴェッラッティに関して、こう語った。

「マルコは火曜の練習を終えられなかった。問題があって、彼をボルドー戦で起用できるかは、木曜まで待たないとわからない。マルコのケガは、これまでとは違う。だが、私も把握できていない」

PSGの次戦は?

 土曜にリーグ1の試合でボルドーと対戦する。前節でリヨンに2-1で敗れただけに、勝って勢いをつけたいところ。

リーグ2位とは勝ち点10差をつけているため焦ることはないだろうが、誰を起用するか注目される。

おすすめ: