ユナイテッド

クラブアカデミーがイングランド国内で最も生産性の高いアカデミーに認定

金曜日 18 11月 2022 13:13

マンチェスター・ユナイテッド・アカデミーは、プレミアリーグによると、過去10年間、常にイングランドで最も生産性の高いアカデミーにランクされている。

プレミアリーグは、エリート選手のパフォーマンスプランに関する過去10年間を振り返るため、新しい情報を公開し、今後の新しい方向性も示している。生産性に関するデータが公式に公開されたのは今回が初めてだ。

リーグが2012年にスタートさせた“エリート選手パフォーマンスプラン(EPPP)”は、フットボールピラミッドを上下するチームが、質の高い育成選手を育成することを目的としている。

この理念は、故ジミー・マーフィーの時代以来、マンチェスター・ユナイテッドが確立してきたものと同じだ。

ラッシュフォード「100ゴール目を決められると思っていた」

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マーカス・ラッシュフォードが今季前半戦を振り返った。

このプログラムが始まって以来、ユナイテッドはアカデミーの生産性ランキングで上位にランクインし��いる。これはクラブが若い選手を育成し、トップチームに送り出すことに尽力しているためだ。

今年は、マンチェスター・ユナイテッドにとって、ユース育成の重要な節目の年にあたる。クラブ事務官のウォルター・クリクマーが、ジェームズ・W・ギブソンの指導のもと、若い選手を信頼するというクラブの思想を具現化する形で設立したAチームが初の試合を行ってから90年が経った。

また、2022年には、ユナイテッドのマッチデーに、毎試合少なくとも1人のアカデミー卒業生がメンバー入りするようになってから85年が経過しており、この記録は我々にとって大きな誇りだ。

もちろん、これは昨季にU-18チームが記録を更新する11回目のFAユースカップ優勝という素晴らしい結果があってこそ。アレハンドロ・ガルナチョ、コビー・マイヌー、タイラー・フレドリクソンなど、この優勝に貢献した選手たちは、今季エリック・テン・ハフ監督の指導のもと、トップチームの一員に加わっている。

EPPPでは、アカデミーの卒業生がトップチームでプレーした回数と質によって、アカデミーの生産性がクラブスコアで表される。過去10年間、ユナイテッドはこの指標で国内トップの座を獲得してきた。

2012年以降、ユナイテッドでは46人がトップチームデビューを飾り、アカデミー卒業生が出場した試合数は現在4,150試合以上に達している。

マンチェスター・ユナイテッドのアカデミー責任者であるニック・コックスは、クラブが未来の世代に与えた影響を誇りに感じている。コックスのコメントは、以下の通り。

「EPPPが始まって以来、最も生産性の高いアカデミーとして公式に認められたことは、スタッフ全員にとって非常に大きな意味を持ちます。我々は、この85年もの間、クラブが成果を出してきた若手選手の育成を継続していきます」

「この10年間で、アカデミーはますます力をつけてきました。この間、ユース育成システムは大きく変わり、近代化し、変化を遂げてきた一方で、この機関がトップチームの選手を育成するという比類なき記録を打ち立てることを可能にした、脈々と受け継がれる信念に忠実であり続けました」

「EPPPプログラムはこの10年間、重要な役割を担ってきました。この制度とプレミアリーグが、国内のユース育成者に与えたサポートとプラットフォームに感謝しています」

「私たちは、EPPPの新しい時代の始まりを歓迎するとともに、私たちの保護下にある少年たちの人生を豊かにすることに改めて焦点を当てます。この価値観は、私たちの哲学と非常によく似ています。私たちは、このプログラムの次のステージを形成する役割を担えたことを嬉しく思っており、このプログラムが国内の子どもたちに利益をもたらし続けると確信しています」

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