イガロが期限付き移籍でユナイテッドに加入
マンチェスター・ユナイテッドは、オディオン・イガロが上海申花から今シーズン終了までの期限付き移籍で加入したことを発表した。
幼い頃からユナイテッドサポーターのイガロは30歳のセンターフォワードで、プレミアリーグ、UEFAヨーロッパリーグ、エミレーツFAカップを戦うシーズン後半戦に向けて大きな戦力になる。
同選手の期限付き移籍に関して、オーレ・グンナー・スールシャール監督は「オディオンは経験豊富な選手だ。短期間になるが、彼はチームに異なるタイプのセンターフォワードというオプションを与えてくれる」と語った。
「素晴らしい選手で、とてもプロフェッショナル。活躍してくれるだろう」
イガロは、母国ナイジェリアのプリメでプロキャリアをスタートさせ、ジュリウス・ベルガーを経て2007年にノルウェーのリンに移籍。
1年後にはイタリアのウディネーゼに移籍し、グラナダとチェゼーナ、プレミアリーグのワトフォードへの期限付き移籍を繰り返した。
オールド・トラッフォードでのユナイテッド戦にも3試合に出場し、1アシストを記録。ワトフォードは1勝2敗という戦績を残した。
2017年に中国の長春亜泰に移籍し、その2年後に上海申花に加入。
これまでのキャリアで322試合に出場し131ゴールを決めている。
ナイジェリア代表としても35試合に出場し、16ゴールを記録。エジプトで開催された2019年のアフリカネーションズカップでは、トップスコアラーとなった。
イガロは2016年のインタビューで、ユナイテッドへの移籍は自身の夢であると語っていた。
「幼い頃から見てきたチーム。アンディ・コールやドワイト・ヨークをテレビで見ていた。2人が僕のアイドルで、オールド・トラッフォードでプレーすることは僕の夢だった」
シアター・オブ・ドリームスでイガロを歓迎し、活躍に期待したい。