エリック

今週末、テン・ハフの自己ベスト更新なるか?

木曜日 24 8月 2023 09:47

マンチェスター・ユナイテッドのボス、エリック・テン・ハフは、自身の指揮官としてのキャリアにおいて偉業を成し遂げようとしている。

土曜日にオールド・トラッフォードで行われるノッティンガム・フォレスト戦でレッズが敗北を免れれば、オランダ人指揮官は自身が持つ、ホームでの公式戦連続無敗記録を更新することになる。

現在の記録は30試合で、これはテン・ハフが母国でユトレヒトとアヤックスを率いた2017年10月から2019年2月までの最長無敗記録に並んでいる。

テン・ハフ「勝つ方法を見出せた」

 記事

エリック・テン・ハフ監督がウルヴズとの開幕戦を振り返った。

シアター・オブ・ドリームスでの無敗記録は、ユナイテッドの輝かしい歴史、とりわけ伝説の監督サー・アレックス・ファーガソンのもとでは珍しいことではない。

今シーズンのホーム開幕戦でウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦を1-0で下したレッズは、2022年9月8日のヨーロッパリーグ、レアル・ソシエダ戦で1-0の逆転負けを喫して以来、オールド・トラッフォードでの無敗記録を全コンペティションで30試合まで継続している。

今週末に対戦するノッティンガム・フォレストとは、昨シーズン、オールド・トラッフォードでリーグ戦とカラバオカップで2度対戦し、それぞれ2-0、3-0で勝利をおさめている。

レッズの元ウインガー、アンソニー・エランガを擁するフォレスト戦で、さらに無敗記録が続くことを祈りたい。

母国オランダでのエリックの活躍

テン・ハフは、ユトレヒトで2年半、スポーツディレクターと監督を務めた。

2017年9月24日、彼のチームはホームでPSVアイントホーフェンに大敗した。

10月14日に行われた次のホーム戦で、元ユナイテッドのMFジダン・イクバルが現在所属するユトレヒトは、ヘーレンフェー��に3-1で勝利し、地元ファンの前で挽回。

この勝利が彼にとって快進撃の始まりになるとは、テン・ハフは予想していなかったことだろう。

その後NACブレダと2-2のドロー、エクセルシオールに3-1で勝利し、ヘラクレス・アルメロと1-1で引き分け、テン・ハフはホームでのリーグ戦4試合を無敗で終え、ユトレヒトでの仕事を締めくくった。

 
エリック・テン・ハフは、アヤックスに成功をもたらした

2017年12月、アヤックスから声がかかり、エリックはアムステルダムの名門クラブの監督に就任。エールディビジで3度の優勝、2度のオランダカップ優勝、チャンピオンズリーグ準決勝進出という成功をもたらした。

アムステルダム・アレーナ(現ヨハン・クライフ・アレーナ)でのフェイエノールト戦で2-0の勝利と、幸先の良いスタートを切ったテン・ハフは、アヤックスの監督に就任後のホーム戦で26試合無敗(22勝4分)という驚異的な成績をあげた。

その過程では、チャンピオンズリーグのグループステージでドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンと3-3で引き分け、リーグ戦ではデ・グラーフスハップを8-0で撃破と、注目すべき結果を残している。

FCエメンとAZアルクマールを5-0で一蹴し、ADOデンハーグを5-1で破り、VVフェンロを6-0で下したテン・ハフのアヤックスは、相手クラブにとって負かしにくい難敵となっていた。

しかし2019年2月13日、レアル・マドリーがチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の第1戦で2-1の勝利を収め、無敗記録は30試合で途切れた。第2戦ではアヤックスが4-1の大勝で挽回している。

 
常に本拠地を難攻不落としてきたテン・ハフ

昨シーズンのクラブメディアのインタビューで、テン・ハフはこう語っている。

「どのチームもオールド・トラッフォードには来たがらない」。

「我々は強い。ファン、選手、チームの協力関係や絆がとても強いからだ。しかしさらに強化しなければならない。そして毎回それを証明しなければならない」。

テン・ハフのユナイテッド以前のホーム無敗記録

ホーム戦連続無敗試合数:30
コンペティションの数:3 (エールディビジ、オランダカップ、チャンピオンズリーグ)
勝利数:23
引き分け:7
得点数:89
失点:20
クリーンシート:16

テン・ハフの現在のホーム無敗記録

ホーム戦連続無敗試合数:30
コンペティションの数:4 (プレミアリーグ、カラバオカップ、エミレーツFAカップ、ヨーロッパリーグ)
勝利数:26
引き分け:4
得点数:66
失点:16
クリーンシート:17

 

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