ユナイテッド

ナニに衝撃を与えたブルーノ

木曜日 26 11月 2020 11:03

マンチェスター・ユナイテッドファンから支持されているナニは、ブルーノ・フェルナンデスがイングランドで成功できると信じていた。それでも、オールド・トラッフォードで彼が残しているインパクトには驚いている。

2人は2018-19シーズンにスポルティング・リスボンでチームメートだった。ナニはその後メジャーリーグサッカーのオーランド・シティーに移籍し、同チームでキャプテンを任されている。

2008年のチャンピオンズリーグ優勝メンバーでもあるナニは一緒にプレーしていた時からフェルナンデスのポテンシャルに気づいていた。もしプレミアリーグに挑戦する時がきたら、ユナイテッドでプレーしてもらいたいと話していたという。

ブルーノは今年の1月にユナイテッドに加入。加入から35試合で21ゴール、13アシストという数字は、ミッドフィルダーの選手が残したものとは思えない。

フェルナンデスがユナイテッドに移籍して以降、彼以上にゴールに絡んだ選手はいない。ハリー・ケイン(31)、ソン・フンミン(25)、ケヴィン・デ・ブライネ(23)、モハメド・サラー(22)を上回る34ゴールに絡んでいる。

MLSオーランド・シティーに所属するナニ

オールド・トラッフォードのマッチでプログラム、United Reviewにナニが寄稿したコラムには、ブルーノとチームメートだった当時について書かれてある。

「僕は今もユナイテッドの試合を見ている。オーランドでのスケジュールが合う時にね。いつもユナイテッドをサポートしているし、今のチームは見ていて楽しい」

「シーズン開幕から少しの間は望んでいるような結果を残せなかったけれど、これからもっともっとよくなると信じている。僕たちなら、特別なシーズンを送れる」

「そのチームの主力を担っているのがブルーノ・フェルナンデス。スポルティング時代に僕のチームメートだった選手で、一緒にやっていた時より今の方が遥かにレベルが高い。ポルトガルでも良い選手だったけれど、クオリティとインテンシティに関しては、プレミアリーグとは異なる」

「僕はブルーノのポテンシャルを実感した。もし他国のリーグに行きたいのなら、イングランドに行くべきと伝えた。彼のプレーならフィットするし、ファンもきっと喜んでくれるとね」

「彼のスタイルは、ファンが好むもの。彼はリスクを負える選手。勝敗に関する責任を負いたいタイプの選手だし、難しいパスも、ドリブルも、シュートだって打てる。ミスを気にしない選手でもある。彼は成功、チームに良い結果をもたらすことしか考えていない。そのために何をすればいいかもわかっている。これこそマンチェスター・ユナイテッドじゃないかな?」

「このクラブでは、そういうアプローチと共にこれまでの成功を納めてきた。チームの全員、ゴールキーパーからストライカーまで、みんながリスクを負える。落ち着きべきタイミングもわかっているけれど、どの試合もパッションがあって、質の高いプレーがあって、結果を残せない流れなら自由にリスクを負うことができた。。ブルーノは、ここまで素晴らしい。ゴールを生み出し、チームメートのゴールを作り出している。でも、彼はまだまだ成長するし、チームを強くしてくれる」

ブルーノがPKを蹴らなかった理由は?

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今日の出来事は?

選手たちは日曜のサウサンプトン戦に向けて、Aonトレーニングコンプレックスで調整を続ける。

今日はアーロン・ワン・ビサカの23歳の誕生日。火曜の試合で交代出場した原因の負傷に関しては、軽傷であることを願うばかりだ。

アカデミー出身のダニー・ウェルベックも30歳になる。アニバーサリーということで言うと、クラブを変えたエリック・カントナが加入したのは、28年前の11月26日だった。

アメリカのサポーターにも、感謝祭を楽しんでもらいたい。

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