対昇格組10連勝をかけて次節に挑む

シェフィールド・ユナイテッドは昨シーズンのEFLチャンピオンシップで準優勝したチームであり、ポール・ヘッキングボトム監督が率いるチームは今季開幕から8試合で1分け7敗と、トップリーグへの適応に苦戦している。

一方、ユナイテッドは前シーズンから昇格したチームとのプレミアリーグ戦で10連勝を目指している。

エリック・テン・ハフ監督が率いるチームは、先月バーンリーとのアウェイ戦で、ブルーノ・フェルナンデスの見事なボレーシュートが決まり、昨シーズンの2部リーグ王者相手にすでに勝ち点3を獲得している。

テン・ハフは、昇格組との対戦で勝率100％の成績を残している。2022-23シーズンにはボーンマス、フルアム、ノッティンガム・フォレストとの試合で6勝中6勝をあげた。

クレイヴン・コテージではアレハンドロ・ガルナチョが93分に決めた決勝弾で決着がつき、最終節にはオールド・トラッフォードでの対戦で2-1の逆転勝利を収めた。

5月にボーンマスとアウェイで対戦した際には、カゼミーロのアクロバティックなゴールで勝利。1月にはマンチェスターで3-0と快勝している。

また、ノッティンガム・フォレストとの2試合にも勝利。オールド・トラッフォードでは3-0、シティ・グラウンドでは2-0で下した。

ユナイテッドは、ラルフ・ラングニック時代にも、ブレントフォードを3-0、ノリッジ・シティを3-2で下しており、プレミアリーグで昇格したばかりのチームに最後に勝てなかったのは2022年2月まで遡らなければならない。

オーレ・グンナー・スールシャール元監督の最後の試合は、ヴィカレージ・ロードでのワトフォード戦で、4-1で敗れた。その3ヶ月後の再戦は0-0だった。

週末の一戦に勝てば、2011年5月から2013年3月までの間にサー・アレックス・ファーガソン元監督の下で達成した対昇格組12連勝にあと2試合に迫る。

当時のチームは、ニューカッスルとのゴールレスドローの後、ブラックプール、ノリッジ・シティー（×2）、クイーンズ・パーク・レンジャーズ（×2）、レディング（×2）、サウサンプトン（×2）、スウォンジー・シティ（×2）、ウェストハム・ユナイテッドに連勝した。

サー・アレックスにとって最後のタイトルが確定する5日前、アップトン・パークでハマーズに2-2の引き分けに持ち込まれ、この連勝は終わった。

プレミアリーグでの昇格組との連勝記録は、2006年9月から2009年8月までの間の16連勝。

その当時は、バーミンガム・シティー、ダービー・カウンティ、ハル・シティー、レディング、シェフィールド・ユナイテッド、ストーク・シティー、サンダーランド、ワトフォード、そしてウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンがユナイテッドの犠牲となった。そして、バーンリーに1-0で敗れる波乱が起こり、連勝は止まった。