プレミア2022-23トップ5ゲーム
マンチェスター・ユナイテッドは、2022-23シーズンのプレミアリーグで3位となり、来季のチャンピオンズリーグへの出場権を得て全日程を終了した。
この結果に至るまで、ユナイテッドは激闘を繰り広げた。
エリック・テン・ハフ監督にとって1年目のシーズンに見られた数々の素晴らしいパフォーマンスの中から、特に目を引く試合をピックアップ。
シーズン中、ユナイテッドは23勝を収めたが、今回選出した5試合はすべてオールド・トラッフォードで行われた。
どの試合がベスト5に選ばれたのかを紹介したい。
ユナイテッド 2-1 リヴァプール
2022年8月22日
ブライトン戦とブレントフォード戦での連敗を受け、テン・ハフ監督率いるチームは、絶対に勝たないといけない一戦で、宿敵との対戦した。
プレッシャーはあったものの、その日のオールド・トラッフォードには特別な雰囲気が漂っていた。サポーターは、試合開始から終了まで、選手一人ひとりの素晴らしいパフォーマンスを堪能。
また、この試合では夏に獲得したリサンドロ・マルティネスがタフなタックルと情熱で、ユナイテッドファンの心を掴んだ瞬間だったようにも感じられた。
前半のジェイドン・サンチョの先制点と後半のマーカス・ラッシュフォードのフィニッシュは、マージーサイダーズにとって跳ね返すのが難しく、エリックがボスとしての初勝利を手にした。
ユナイテッド 3-1 アーセナル
2022年9月4日
リヴァプール戦の勝利に続き、次のホームマッチではアーセナルに大勝し、それまでプレミアリーグで無敗を誇っていたチームを止めた。
ガブリエル・マルティネッリの先制点がビルドアップ時のファウルで無効になった後、新加入のアントニーがユナイテッドに先制点をもたらした。デビュー戦だったアントニーは、全選手がボールに触れるチームワークを経て、ラッシュフォードからのラストパスを蹴り込んだ。
ブカヨ・サカにゴールを許したものの、ラッシュフォードが後半に決めた得点でユナイテッドが勝ち点3を獲得し、チームは4連勝を記録した。
ユナイテッド 2-0 トッテナム
2022年10月19日
ユナイテッドが最初から最後まで完全に支配した最初の試合となった10月のスパーズ戦は、テン・ハフがユナイテッドで築き上げたものに注目が集まった。
オールド・トラッフォードでの忘れられない夜、ハーフタイムの直後にフレッジが均衡を破り、フルタイムが近づくとブルーノ・フェルナンデスが2点目を追加した。
ディフェンスからアタックまで、チームは同じ方向を向き、互いのために戦い、観客から強い反応を得た。ファンと選手が完璧な相乗効果を発揮し、信じられないほど力強さが感じられた試合だった。
ユナイテッド 2-1 シティー
2023年1月14日
ダービーでの勝利はこのリストに必ず入るものだが、その勝利の仕方からして、即座に選ばれるべき内容と言える。
後半に入り、ユナイテッドはジャック・グリーリッシュのゴールでビハインドを背負ったが、その18分後にブルーノ・フェルナンデスのゴールで同点に追いつき、試合は膠着状態に陥った。
交代出場のアレハンドロ・ガルナチョが左サイドからねじ込み、低いクロス。これがラッシュフォードの足元に入り、ミスをせずに決めた。
劣勢だった状況を跳ね除け、ユナイテッドは勝ち点3を獲得した。
ユナイテッド 4-1 チェルシー
2023年5月25日
トップ5の最後の試合は、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得した試合だ。
欧州のエリートコンペティションへの復帰を決めるために、ブルーズを相手に勝ち点1を獲得するだけでよかったのだが、その夜は3点を獲得した。
カゼミーロの得点で先制し、ハーフタイム前にはアントニー・マルシャルがリードを倍増させる。その後、ブルーノがPKを成功させ、ラッシュフォードが4点目を挙げた。
ジョアン・フェリックスに一点を返されたが、テン・ハフが昨夏の就任時に掲げた重要な目標の1つを達成した。