ユナイテッド

マンチェスター・ユナイテッド 5-0 RBライプツィヒ

水曜日 28 10月 2020 23:09

勢いに乗るマンチェスター・ユナイテッドが、オールド・トラッフォードで行なわれたRBライプツィヒとのチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節に5-0で快勝した。

21分にメイソン・グリーンウッドのゴールで先制したユナイテッドは、グループHで勝率100%を維持。

この日の主役は、後半交代出場したスーパーサブのマーカス・ラッシュフォードだ。2ヶ月前、昨季のチャンピオンズリーグ準決勝に進出し、今シーズンは現在ブンデスリーガ首位に立つチームからハットトリックをマークする大活躍だった。

また、アントニー・マルシャルもPKを成功させて今季初ゴールを記録している。

前半 - グリーンウッドの得点で先制

フランスでのパリ・サンジェルマン戦に2-0で勝利した先週に引き続き、ユナイテッドが完璧なスタートを切った。

ホームに戻ったユナイテッドは、フレッジがライプツィヒGKのペーテル・グラーチにシュートで襲いかかるもセーブされる。しかし、21分にブンデスリーガ首位を相手に先制に成功する。

ポール・ポグバのスルーパスを受けたグリーンウッドは、いつものように落ち着いて左足でのシュートを成功。VARによりグリーンウッドがオフサイドポジションだったかどうかの確認を挟んだが、得点として認められた。

ユナイテッドの得点までシュートを放っていなかったライプツィヒは、試合が動いてから数分後、クリストファー・ヌクンクがシュートも、ダビド・デ・ヘアが対応。

センターバックのダヨ・ウパメカノにシュートを許したものの、ハリー・マグワイアが中心の守備陣に大きな仕事をする機会はなく、1-0のまま前半を折り返した。

後半 - ラッシュフォード劇場

後半も攻め続けるユナイテッドは、51分にイブラヒマ・コナテがペナルティーエリア内で倒れ、ボールに触ったと主張したが、スロベニア出身の主審マテジ・フグは、コナテの手が不自然なポジションになかったと判定。

ライプツィヒは、65分にコナテがニアサイドで強烈なヘディングシュートを放ったものの、デ・ヘアが弾き返す。そして、ここからユナイテッドがギアを上げた。

ドニー・ファン・デ・ベークに代わってブルーノ・フェルナンデスが出場。ブルーノが浮かせたフリーキックにアントニー・マルシャルが反応したがわずかにタイミングが合わない。

フェルナンデスは、続いてラッシュフォードにスルーパスを通す。これを受けたラッシュフォードがそのまま持ち込みゴールネットを揺らしたが、オフサイドフラッグが挙げられた。しかし、VARで確認したところ、ラッシュフォードは自陣でボールを受けたことがわかったため、ゴールが認められて74分に2-0に。

この4分後、ラッシュフォードは相手ディフェンスの裏を取って2点目をマーク。そしてマルツェル・ザビッツァーにマルシャルが倒されてPKを獲得すると、同選手が落ち着いて成功させ、4-0にリードを広げる。

81分に交代出場したエディンソン・カバーニもゴールネットを揺らしたが、これはオフサイド。すると、後半の追加タイムにマルシャルからのパスを受けたラッシュフォードが3点目を決め、快勝した。

ポグバからのパスを受けて21分に先制点を決めたグリーンウッド

試合情報

ユナイテッド:デ・ヘア、ワン・ビサカ(81分にトゥアンゼベと交代)、リンデロフ、マグワイア、ショー、マティッチ(63分にマクトミネイと交代)、ポグバ(81分にカバーニと交代)、フレッジ、ファン・デ・ベーク(68分にフェルナンデスと交代)、グリーンウッド(63分にラッシュフォードと交代)、マルシャル

出場機会のなかったサブ:ヘンダーソン、フォルメンサー、メンギ、ウィリアムズ、ジェームズ、マタ、イガロ

得点:グリーンウッド(21分)、ラッシュフォード(74、78、90分)、マルシャル(87分 PK)

イエローカード:マティッチ

RBライプツィヒ:グラーチ、ウパメカノ、コナテ、ハルステンベルク、ヌクンク(65分にセルロートと交代)、カンプル(74分にクライファートと交代)、フォルスベリ、ヘンリクス(63分にザビッツァーと交代)���アンヘリーニョ、オルモ、ポウルセン

出場機会のなかったサブ:オルバン、ファン・ヒチャン、チャウナー、アダムス、サマルジッチ、マルティネス、ボルコフスキ、マーテル、ヴォシュ

イエローカード:ヘンリクス、クライファート、ザビッツァー

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