ユナイテッド 0-0 ウォルヴァーハンプトン
マンチェスター・ユナイテッドは、再びウルヴズと対戦したが、オールド・トラッフォードでのプレミアリーグは0-0のスコアレスドローに終わった。
エミレーツFAカップ再試合では勝利したが、ウルヴズを相手に今シーズン3度目のドロー。両チームは、試合開始前の時点で勝ち点で並んでいた。
オーレ・グンナー・スールシャール監督にとっての光明は、ブルーノ・フェルナンデスがデビュー戦で残したインパクトだろう。早くも新たな環境に順応しているフェルナンデスは、自分のペースでプレーしていた。試合終了直前にディオゴ・ダロトがアーロン・ワン・ビサカのクロスを頭で合わせたが、枠内には飛ばなかった。
デビュー戦で先発に起用されたフェルナンデスを、ユナイテッドファンが温かく歓迎。
オールド・トラッフォードでの選手紹介の際、大歓声で出迎えられた。フェルナンデスは正確なタッチを披露し、今後に向けた明るい材料を提供した。しかし序盤はウルヴズのディオゴ・ジョッタにより、ディフェンスについて考えさせられた。
33分にはフェルナンデスがシュートを放つもワイド。5分後には再びシュートを選択し、ルイ・パトリシオに襲いかかる。
新加入選手による、ポジティブなパフォーマンスだった。
後半、フェルナンデスはプレミアで初のイエローカードをもらい、フリーキックを直接狙うなど、試合の中心を担った。
その後もパトリシオに出番が回ることになったが、フアン・マタのシュートはわずかにワイド。
67分を過ぎたところでフェルナンデスがデビュー戦ゴールを狙ったものの、パトリシオに阻まれる。
ダビド・デ・ヘアに出番が来ることは少なかったが、ラウル・ヒメネスの強烈なシュートをニアポストで弾き返す場面もあった。
アンドレス・ペレイラと交代してピッチに入ったメイソン・グリーンウッドが左足で放ったシュートは、ウィル・ボリーとコナー・コーディにディフレクトしてゴール前に迫ったが、パトリシオに対応されてしまう。
ウルヴズはロマン・サイスに決定機が訪れるも生かせず、逆にユナイテッドも後半の追加タイムにワン・ビサカが突破からクロス。これにダロトが反応したが、ヘディングシュートを決められず、試合終了となった。
今シーズン4度目の対戦は、スコアレスドローに終わっている。
監督がイガロ獲得を説明
記事オーレ・グンナー・スールシャール監督が、オディオン・イガロの獲得についてコメントした。
試合情報
ユナイテッド :デ・ヘア、ワン・ビサカ、リンデロフ、マグワイア(キャプテン)、ショー、フレッジ、アンドレアス(72分にグリーンウッドと交代)、マタ(88分にリンガードと交代)、フェルナンデス、ジェームズ(88分にダロトと交代)、マルシャル
出場機会のなかったサブ:ロメロ、ジョーンズ、ウィリアムズ、チョン
イエローカード:フェルナンデス、リンデロフ、ショー
ウルヴズ:パトリシオ、ボリー、コーディ、サイス、ドハーティ、オットー、ネヴェス、モウチーニョ、トラオレ(76分にポデンスと交代)、ジョッタ(69分にネトと交代)、ヒメネス(90分にデンドンケルと交代)
出場機会のなかったサブ:ルディ、ジョルダン、ギブス・ホワイト、キルマン
イエローカード:ネヴェス、モウチーニョ
観衆:7万3363人