ユナイテッド

オーレ「選手たちが勝つ方法を見出した」

月曜日 05 4月 2021 00:08

冷静さ、気持ちの強さ、クオリティ、冷徹なフィニッシュこそ、マンチェスター・ユナイテッドがプレミアリーグでのブライトン戦で逆転勝利を収められた要因と、オーレ・グンナー・スールシャール監督は考えている。

気持ちが弱く、冷静ではないチームだったなら、ダニー・ウェルベックのゴールでビハインドを背負った状態を悪化させていたかもしれない。特にポゼッションをしっかり保持でき、グラハム・ポッター監督の指導でチームとしてまとまっているブライトンが相手では尚更だ。

しかしユナイテッドは、ハーフタイムにスールシャール監督の一声で目を覚まし、マーカス・ラッシュフォードとメイソン・グリーンウッドのゴールで逆転勝利を収めた。

試合後に会見、クラブメディアとBT Sportとのインタビューで監督が語った内容は、以下の通りだ。

前半と後半

試合の入り方としては良かったが、失点してからリズムを取り戻せなかった。ハーフタイムに落ち着きを取り戻して後半に臨む必要があった。後半は、良いプレーができたと思う。

ハーフタイムの指示

戦術的なものはなくて、前半と同様のプレーを求めた。ただ、相手の裏を狙うランや、もっと動くこと、より良い動きをするように指示した。インターナショナルブレーク後の試合は難しいし、ハーフタイムの檄が必要な場合もあるかもしれない。後半は非常に良かった。

冷徹なゴール

最初の得点は、ブルーノの素晴らしいプレーに、マーカスの素晴らしいフィニッシュから生まれた。私が好む、ストライカーがしっかりコントロールして決めたタイプのゴールだ。マーカスは、しっかり抑制できていた。2点目は、(グリーンウッドの)非常に素晴らしいゴール。ボックス内でのダイビングヘッド、もしくはヘディングシュートだった。

メイソンは成熟

彼は適切なタイミングで活躍できる。以前から何度も言っていることだが、素晴らしいプレーを続けていた。彼は成熟している。今日の前半は、彼がベストパフォーマーの一人だった。落ち着いてやれていたし、ボールをホールドできていた。緩急を使って相手を抜いていたし、ポストにヒットするシュートもあった。バーを越す惜しいシュートもあったが、常に得点を狙っていた。

カバーニの影響

彼(メイソン)はエディから学んでいるんだ! エディンソンがチームにいてくれるのは重要だ。彼の時間は限られているが、特徴的なプレーだったり、動きをメイソンは盗んでいる。今日のようなゴールがメイソンには必要だ。彼にどれほどの才能が備わっているかは、我々が理解している。今日は素晴らしかった。今日のようなゴールを決めてくれれば、チームにトップクラスのフォワードがいると認識できる。

劣勢の状況から勝ち点25

とても気持ちが強いことの現れだし、素晴らしい姿勢と精神を備えていること、カムバックする力があることの証明でもある。思うようにプレーできないこともある。試合の入り方は悪くなかったが、自陣でイージーなミスを繰り返すと罰を受ける。今日は、相手から罰を与えられたようなもの。だから、もう一度奮い立たせないといけなかった。確かに、今シーズンは何度も逆転してい���。決して望むポジションではないが、選手たちは何度となく落ち着いてプレーし、流れを作り、チャンスを生み出し続けている。

この時期の結果とパフォーマンスについて

良いパフォーマンスが求められる。より内容が良ければ、それだけ結果を残す可能性も増える。しかし、時には勝つ方法を見つけないといけない試合もある。我々は、流れを作り、プレッシャーをかけた。うちには能力の高い選手がいて、勝つ方法を見出せた。

勝ち点4差で2位

確かにそうだが、休んでいる暇はない。生きるために戦うわけで、選手たちも戦っている。我々は良いチームだ。選手たちも、ポジション争いを理解している。順位を上げるため、できる限りのことをする。周りがどうこうではなくて、大事なのは勝つこと。順位を上げるには時間がかかるが、2位を確定させたい。少なくとも2位を守りたい。木曜には(ヨーロッパリーグの)ビッグゲームも控えているからね。

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