リフレッシュしたラッシュフォード「新シーズンはポジティブ」
夏休みを満喫し、エリック・テン・ハフとの最初の1週間をポジティブに過ごしたマーカス・ラッシュフォードは、マンチェスター・ユナイテッドの新シーズンに向けてフレッシュでエネルギッシュな気持ちでいると語る。
24歳のアカデミー卒業生は、夏休みの半分は充電に充て、その後はコンディショニング調整に取り組んでプレシーズンキャンプのスタートに備えた。
ラッシュフォードは、先週月曜日にキャリントンに集合した選手たちの一人だ。この生まれながらのレッズサポーターは、新マネージャーのテン・ハフとのセッション序章に好感触を得ているようだ。
2019年のツアー以来、マーカスは完全なプレシーズンを過ごすことができていなかった。よって今回は、8月にオールド・トラッフォードでプレミアリーグの新シーズンが始まるときには、100パーセントの気持ちで臨めるという期待に胸を膨らませている。
そんな意欲的な我らが「10番」が、トレーニング再開後の最初の1週間を振り返りつつ、実の濃いインタビューに応じてくれた。
「トレーニング場には、興奮と活気が戻ってきた。プレシーズンに向けてポジティブな空気に包まれているよ」と語ったマーカス。
「まずは、エリックが求めるプレーの基本となる方針や、その細かい点を正しく理解すること、そして、それを楽しむこと」。
「最初の1週間のトレーニングでは、その両方ができたし、みんなツアーに出て、トレーニングでやったことを試合で実践することを楽しみにしているんだ」。
「みんなにとってフレッシュなスタートになる。僕自身も長い休みが取れて、トレーニングに戻る前にいい合宿もできた。いいスタートを切ることができたと思う」。
「さっきも言ったけれど、みんなプレシーズンを楽しみにしているんだ。これまでトレーニングでやってきたこと、それからこれからもっともっと学んでいくことを、早く試合で試してみたくてウズウズしている。それはプレシーズンだけのものでなく、シーズンを通してやっていくことだ」。
ラッシュフォードは夏休み中の自主トレの様子を動画で投稿していたが、すでにかなり良い感じに仕上がっている感じだ。彼自身も相当モチベーションが高まっていると認めている。
「夏にあれだけしっかり休めたことはこれまでなかったから、最初はちょっと不思議な感じだった。だから、プログラムを少し長めのものに調整したんだ。再開するときにすべてがしっかり整っているようにね。いまは毎日、よりシャープに、よりフィットして、シーズンへの準備が整ってきているのを実感することができている」。
「2019年以来、きちんとしたプレシーズンを過ごせていなかったから、僕にとっても間違いなくポジティブだ。たぶん、そうやって完全にスイッチを切り替えるための時間を必要としていたんだろうな、という気もしているよ。時間があったことで、より早い時期からしっかりフォーカスすることができた。休暇は4週間ちょっとあったから、半分に区切って、2週間は完全にリラックスして、残りはトレーニングしていた。ものすごく充実した期間になったよ」。
「おかげで、しっかり準備が整って、フォーカスできている、と感じることができている。最初の試合を迎える頃にはすでに6週間近くもみっちり練習している状態にあるというのは、間違いなくプラスになるはずだ」。