ラッシュフォード「最終目的は変わらない」
マンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードは、ピッチ上のポジションに関係なく、レッズの成功のために尽力することが今シーズンの自分の目的であるという信念を抱いている。
水曜夜にオールド・トラッフォードで行われたブレントフォード戦で、マーカスは2022-23シーズン通算28点目のゴールを決めた。試合開始から27分後、シアター・オブ・ドリームスでのこの試合唯一のゴールだった。
マルセル・サビツァーがヘディングで落としたボールに反応したマーカスのシュートは、ダビド・ラヤをかわしてネットに突き刺さった。これが決勝点となってエリック・テン・ハフ率いるレッズは勝ち点3を獲得。プレミアリーグでふたたび勝利の軌道へと復帰することができた。
シーズンも佳境入り、マーカスは、日曜日のセントジェームズ・パークでの悔しい敗戦の後、勝利を取り戻すことができたことを喜んでいる。
ユナイテッド 1-0 ブレントフォード
記事マーカス・ラッシュフォードの一撃により、ユナイテッドはプレミアリーグで勝利を取り戻した。
「次の試合に勝つことが重要だと思う。今日はいいフットボールができたと思うし、崩すのがかなり難しいチームに対して、それなりのチャンスを作ることができた」と、ラッシュフォードはMUTVのスチュワート・ガードナーに語った。
「これが彼らにとって、15、16試合ぶりの敗戦だったと思うけれど、それを証明するようなパフォーマンスだった。彼らは崩すのが難しいチームで、前半には何度かチャンスは作れたけれど、決定力が足りなかった」。
「ゴールが入ってからはもっとオープンになって、後半はもっと良いチャンスを作ることができた』。
後半の45分間は、トーマス・フランク監督率いるビーズがよりプレッシャーをかけてきたが、レッズは粘り強く守り抜いて重要な勝ち点3を獲得。この勝利でレッズは、ふたたびプレミアリーグの4位に復活した。
バックラインの奮闘を称えたマーカスは、「もっと大差で勝ちたかった」とも語っている。
「1-0での勝利はそれほどうれしくないかな。3-0くらいで勝ちたいからね」と付け加えたラッシュフォード。「ロッカールームの雰囲気はいつも良いよ。1-0で勝てたということは、試合を通して良い守りができたということでもある。前回の試合のあとでは、クリーンシートを守ることも僕たちにとってはとても重要なことだったからね」。
「今シーズンはホームでは良い成績を収めることができていると思う。アウェーでも良いゲームをしてきたけれど、時には思うような結果が得られないこともあった」。
「でも、常に一番重要なことは勝ち点3を獲ることだ。そしてアウェーでそれを実現しなければならない。うまくいくことを願っているけれど、ともあれ、ホームでは良い調子だ」。
テン・ハフ「素晴らしいフットボールができた」
記事ボスは、ブレントフォード戦でのユナイテッドのパフォーマンスに満足
ブレントフォード戦では、マーカスは中央とサイドの両方でプレーした。サイドでの適応力も示した彼は、ユナイテッドの選手として自分に何が期待されているのかをあらためて振り返った。
「自分にとってはあまり変わらない。背後から走り込んでスペースを見つけ、ピッチ上の他の選手のためにスペースを作るようにしている」。
「左でも右でも真ん中でも、ゴールやアシストをしてチームを助けるという最終的な目的は変わらないんだ」。
「ポジションは違っても、マインドセットは同じなのさ」。