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ラッシュフォード「どこで助けが必要かわかっている」

水曜日 22 12月 2021 10:43

マーカス・ラッシュフォードにとって、困っている人を助けたいという気持ちは、彼を突き動かす原動力になっている。

マンチェスター・ユナイテッドのフォワードは、2016年にファーストチームでデビューして以来、傑出したロールモデルであり続けている。

2020年には、子どもたちを支援するキャンペーンに尽力したことが評価されてMBEを授章、そして10月にはマンチェスター大学から名誉博士号を授与された。

そうした、他者を助けたいという彼の情熱は、彼自身の子供時代から育まれてきたものだ。

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人間性にも優れたマーカス

ユースコーチのイーモン・マルヴェイが、ラッシュフォードのストーリーを、本人の協力とともに語る。

「自分はそのような場所で育った」と Premier League Productions に語ったラッシュフォード。「たとえば、7歳くらいのとき、トレーニングに行くときには、その途中でたくさんのホームレスの人たちを見かけた」

「僕はポテトチップスの小袋とか、ランチボックスに入っていたものをあげたりしていた。だから僕は、どのようなところで助けが必要とされているかがわかる。そしてそれを知っているはずの人たちに、実際の行動で示しているんだ」

「僕はそれを的確な方法でやりたいと思っている。よく言われるのは寄付だけれど、寄付はやがて終わるときがくる。でも、子供たちの人生のある部分、初期段階をサポートできるようなシステムを作ることができれば、それはより持続することが可能だと思うんだ」

「それができない理由はどこにもない」。

またマーカスは、フィールド上では、アカデミーの若手選手たちが活躍する姿を見ることが刺激になっているという。

チャーリー・サベージとジダン・イクバルは、先日のチャンピオンズリーグのヤングボーイズ戦でデビューを果たした。その試合では、トム・ヒートンも大舞台での出場機会を得ている。

「僕もかつて彼らと同じ立場だったから、彼らが僕たちの練習に参加しているのを見るとうれしくなるんだ」とラッシュフォードは言う。「彼らが試合に出る姿を見るのは、僕にとって最高の気分だよ」。

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