マーカス

マンチェスターにマーカスの壁画が登場

マンチェスター・ユナイテッドのストライカー、マーカス・ラッシュフォードは、自身のチャリティー活動が個人的な意味で認知されることを心良しとしていない。自分の名誉のためでなく、人々のために行っている活動だからだ。しかし今回、地元のアーティストが彼の功績をたたえるウォールアートを製作したことについて、マーカスは己のルールを破って、ソーシャルメディアで発信した。

ラッシュフォードがイングランドの子供たちに無料の給食を配布する活動を継続していることを知ったアーティストのAkseは、マンチェスターにある『Coffee House Cafe』の外壁に、ラッシュフォードの肖像画を描いた。 ラッシュフォードは先週の日曜、全国の恵まれない子供達や家族のために、政府から4億ポンドの支援を得ることに成功した。 このウォールアートに描かれたラッシュフォードは、ダニエル・チーサム氏が撮影した写真をモデルに、コミュニティ内でストリートアートを展開するプロジェクト、Withington Walls の協力を得て作製されたものだ。マーカスの肖像画とともに描かれているのは『Take pride in knowing that your struggle will play the biggest role in your purpose(必死に闘うことこそが、目標を達成するための最大の力になるのだということを知っていることに誇りを)』というメッセージだ。 このプロジェクトに感銘を受けたマーカスは、自身のツイッターで賛辞を贈った。 ツイッターのメッセージには、 「こういうことをシェアするのは気恥ずかしい。いま取り組んでいるのは、僕自身についてのことではないからね。でも、この作品に、Akse がかけてくれた時間と労力は相当なものだったはずだ。なのでお礼を言いたい。ありがとう」と書かれている。

「クラブにとって誇り」

月曜の United Daily 内で、トレブル優勝メンバーであるデイヴィッド・メイは、ラッシュフォードの活動について「素晴らしい」と賛辞を述べた。

「政府の方針を、一度ならず二度までも変えてしまった。これはとんでもなくすごいことだ。空腹にあえぐ子供など、どの国にもいてはならない。彼がしたことの意義はとてつもなく大きい。マンチェスター・ユナイテッドとしても彼を誇りに思う。

週末の試合では、エヴァートンのファンからも心温まる反応があったが、それがすべてを物語っている。これらの食料提供がいかに人々にとって生命線であるかということをね。彼が成し遂げたことは本当に立派だ。クラブにとっても、彼の家族や国全体にとっても、彼は誇らしい存在だ」 

「これは始まりにすぎない」

アカデミー卒業生で、ラッシュフォードの家族をよく知るダニー・ウェバーは、これはマーカスにとってほんの始まりにすぎないと話す。

「『立場があれば、それを良い目的のために使っていくことができる』と言う人は多い。でもラッシュフォードは、駆け出しの頃から、自分が影響を及ぼせる立場になったときには、それを使ってコミュニティに役立つことをしたい、と言っていた」


「そして彼らは実際にそれをやっている。いや、それ以上のことをしている。国中が恩恵を受けているんだからね。しかも真摯で謙虚な姿勢でそれをやっている。マーカスは自分のためにやってるんじゃない。彼は人々がどのような体験をしているかを理解していて、それに対して彼にできるやり方でヘルプしている。

それがフットボールの妨げになっていることもない。彼の知名度や影響力を使って、彼にできることをしているんだ。あの若さでこれだけのことを成し遂げたというのがすごいよ。それにまだまだこれは始まりにすぎないと僕は思っている」。

フアン
ラッシュフォードの壁画を描いたアーティストは、以前フアン・マタのポートレイトも手がけている

AKSEのその他の作品

ラッシュフォードの素晴らしいウォールアートを作製したアーティストは、過去にフアン・マタのポートレイトも手がけている。上の写真は、彼のインスタグラム( akse_p19)から引用したものだ。

彼の作品は、マンチェスター中心部のスティーブンソン・スクエアでも見ることができる。次回マンチェスターを訪れることがあったら、ぜひ足を運んでみてほしい。


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