ドゥブラフカ「ユナイテッドにとってはすべてのトロフィーが重要だ」

クリスティアン・エリクセンのゴールとマーカス・ラッシュフォードの華麗なソロゴールにより、エリック・テン・ハフ率いるレッズは水曜夜の対戦を制して次ラウンドに勝ち進むことができた。これでユナイテッドはこの大会で、過去10シーズンで6回、ベスト8に出場したことになる。

MUTVの取材に対しドゥブラフカは、トロフィーを手にするためには、1試合1試合を大切にして、一つ一つのパフォーマンスを積み重ねていくことが大切だと語った。

「すべての大会が重要だ。僕たちはトロフィーを勝ち取りたい。そのためには今日のようなパフォーマンスを積み重ねていく必要がある。次の試合はすぐにやってくる。厳しい時期だけれど、僕たちならしっかり対応できるはずだ」。

「ショートパスからビルドアップしようとすると、相手にプレッシャーをかけられたときに難しい状況になることもある。自分たちのスタイルを変えてきたバーンリーはあっぱれだった。でも、次のラウンドに進むことができてよかった」。

クラレッツに2-0で勝利したことで、今夏ニューカッスル・ユナイテッドから期限付きで加入したドゥブラフカにとっては、ユナイテッドで初のクリーンシート達成となった。レッズの勝利に貢献したこの成果は、ショットストップを得意とするスロバキア人GKにとって“重要”なものだった。

「今夜は自分たちがやるべきことをやったと思う。それは試合に勝つことだ。試合のある部分はすごく良かったし、その逆もあった。けれどクリーンシートを達成して、試合に勝ったことが重要だ」。

「ここから積み重ねていかなければならない。クリーンシートはボーナスのようなものだ。実現できてハッピーだよ」。

ディフェンス陣の中で、とくにドゥブルフカのクリーンシート達成に貢献したのがカゼミーロだ。ハリー・マグワイアが体調不良で欠場したため、ミッドフィールダーのカゼミーロがセンターバックを埋めたが、ブラジル代表MFは、ふだんとは違う役割も難なくこなし、バーンリーの攻撃陣を黙らせた。とりわけ、ゴールライン上でのクリアは秀逸だった。守護神として、その彼のセンターバックとしての影響力について聞かれたドゥブラフカはこう答えた。

「彼は足元でボールを持つのが好きなんだ。今日の試合でも見たとおりね。いくつか危険なボールもあったけれど、彼はそういった状況に対応できるし、プレッシャーにも耐えられる。彼はとてもよくやっていたよ」。

試合中ずっと、ユナイテッドのファンはいつものように声を張り上げて、チームを最後まで導いてくれた。このことがパフォーマンスに与えた影響を尋ねると、ドゥブラフカはスタンドのレッズを絶賛した。

「彼らは試合中、ずっと応援し続けてくれた。パワーを感じることができたし、選手全員が喜んでいたと思うよ！」