レポート:ユナイテッド 2-2 アストン・ヴィラ
マンチェスター・ユナイテッドは、雨の降るパースでアストン・ヴィラとプレシーズンゲームで対戦し、2-2の引き分けに終わった。
試合当日の早い時間に起こった大きな雷雨により、前夜にリーズ・ユナイテッド対クリスタル・パレスが行われたピッチに大量の水が溜まり、ツアー2022の試合が行われるかどうか微妙な状態だった。
審判によりプレーが可能と判断されて試合が実施され、ユナイテッドは、ジェイドン・サンチョのボレーで先制し、マーカス・ラッシュフォードのシュートをエミリアーノ・マルティネスがはじき、マティ・キャッシュのオウンゴールによってリードを広げた。しかし、ビラはレオン・ベイリー、そして終了間際にはカラム・チェンバースのゴールで同点に追いついた。
6分に���ンチョのシュートがブロックされるなど、序盤から攻勢だったユナイテッド。その数分後、ルーク・ショーのコーナーキックにハリー・マグワイアが飛び込んだが、マルティネスにパンチングでクリアーされた。
一方、8分にはキャッシュが低い弾道のシュートを放ったが、ダビド・デ・ヘアの右ポストのわずかに外れた。
25分、エリック・テン・ハフ監督のチームがリードを奪うのを、ヴィラもマルティネスも阻止することはできなかった。ブルーノ・フェルナンデスが左サイドのラッシュフォードにパスを送ると、10番がショーにパスを送り、折り返しをサンチョがボレーで合わせてゴールを決める。
37分、ラッシュフォードがシュートを放ち、キャッシュにディフレクトする形でリードを拡大。
後半開始から3分後には、交代出場したレオン・ベイリーが右サイドを突破後、左足でシュートを決めてヴィラが1点を返す。
再びベイリーに得点機会が訪れそうになるも、マグワイアが見事にブロック。
エリックは67分、先発メンバーからデ・へアだけをピッチに残し、10人の選手を交代させた。
後半もアグレッシブにプレーするも、悪化するコンディションの中、ミッドランダーがより大きな脅威を担った。プレシーズン4勝目が決まったかと思われたその時、チェンバースが右からのコーナーキックを頭で合わせ、試合終了間際に追いつかれてしまい、試合終了となった。
試合詳細
ユナイテッド:デ・へア;ダロト(67分にワン・ビサカと交代)、マグワイア(C)(67分にバイリー と交代)、リンデロフ(67分にヴァランヌと交代)、ショー(67分にマラシアと交代);ファン・デ・べーク(67分にガーナーと交代)、フレッジ(67分にテレスと交代)、サンチョ(67分にチョンと交代);フェルナンデス(67分にイクバルと交代)、ラッシュフォード(67分にエランガと交代)、マルシャル(67分にハンニバルと交代)
出場機会のなかったサブ:ヒートン、ビショップ、コバー;フィッシュ、レアード;アマド、ペリストリ、サベージ;ガルナチョ
得点:サンチョ(25分)、キャッシュ(OG 42分)
イエローカード:チョン、バイリー
アストン・ヴィラ:マルティネス(46分にオルセンと交代)、キャッシュ(64分にサンソンと交代)、カルロス(64分にイログブナムと交代)、ミングス(C)(46分にコンサと交代)、ディーニュ(64分にチャンバースと交代)、J・ラムジー(46分にドグラス・ルイス と交代)、カマラ(64分にヘイデンと交代)、マギン(64分にヤングと交代)、コウチーニョ(46分にブエンディアと交代); ワトキンス(64分にアーチャーと交代)、イングス(46分にベイリーと交代)
出場機会のなかったサブ:マルシャル、ケスラー、A・ラムジー、フィーニー
得点:ベイリー(48分)、チャンバース(90+2分)
イエローカード:コウチーニョ、マッギン
観衆: 58,228人
マッチハイライト
マッチハイライトのショートバージョンは、オプタス・スタジアムでのフルタイムから1時間以内にManUtd.comとUnited Appで公開される予定。
次の試合
ユナイテッドの次のプレシーズンテストは、オスロで行われるアトレティコ・マドリード戦。この試合はウレヴォール・スタディオンで、12時45分(日本時間20:45)に開始される。
アトレティコとの試合、そして次の日曜日にオールド・トラッフォードで行われるラージョ・バジェカーノとの親善試合も含め、プレシーズンゲームはすべてMUTVで生中継される予定だ。