ユナイテッド

マンチェスター・ユナイテッド 3-1 アーセナル

日曜日 04 9月 2022 19:25

マンチェスター・ユナイテッドはアーセナルに3-1で快勝し、今季4勝目を挙げた。

またユナイテッドは、アーセナルの開幕無敗記録を止めた。

デビューを飾ったアントニーのゴールにより、エリック・テン・ハフ監督のユナイテッドはリードしたまま前半を終えた。

その後アーセナルに同点に追いつかれたものの、マーカス・ラッシュフォードのゴールにより、オールド・トラッフォードでの勝利を収めた。

前半

2大巨頭の対決とあって、序盤の15分間は激しい攻防が繰り広げられた。レッズは良いスタートを切ったが、先にゴールネットを揺らしたのはアーセナルだった。

マルティン・ウーデゴールがハーフウェイラインでクリスティアン・エリクセンを振り切り、ブカヨ・サカがボールを拾ってディフェンスの間をすり抜け、ガブリエル・マルティネッリがダビド・デ・ヘアをかわしてボールをゴールに蹴り込んだ。しかし、VARによるゴールレビューで、ウーデゴールがビルドアップの際にエリクセンにファウルをしたと判断され、得点は無効に。

30分、デ・ヘアがマルティネッリのシュートを阻止。その数分後、ユナイテッドはデビューしたばかりのアントニーの活躍で先制する。

この素晴らしいチームゴールは、ピッチの端から端まで次々とボールが行き渡り、ラッシュフォードが新加入のブラジル人選手の初ゴールお膳立て。アントニーがラムズデールが守るゴールに冷静にシュートを決め、初ゴールを記録。ユナイテッドデビュー戦で得点を決めたのは2020年のドニー・ファン・デ・べーク以来となる。

アーセナルは前半終了間際に攻め込んだが、ユナイテッドが優勢で折り返した。

後半

後半開始からアーセナルは優勢に試合を進める。その忍耐力が実を結び、サカが同点に追いついた。ユナイテッドがガブリ���ル・ジェズスのシュートを防ぐのに必死だったが、ボールはサカに渡り、ミスなく空いているゴールへボールを流し込んだ。

しかし、スコアラインの均衡はわずか6分しか続かず、ラッシュフォードが違いをもたらす。エリクセンがフェルナンデスにボールを送ると、フェルナンデスはアーセナルのディフェンスを越えてラインを割るようなパスを出し、向かってくるラッシュフォードに当てた。ラッシュフォードは冷静にラムズデールをかわしてシュートを決めた。

その10分後、背番号10がこの試合2点目、そして自身3ゴール目となる強烈なシュートを決めた。このシーンも、フェルナンデス、エリクセン、ラッシュフォードのトリオにより生まれ、チームがリードを広げた。

ユナイテッドはリードしてハーフタイムを迎えたプレミアリーグでのホームゲームで負けたことがない。この日も勝ち、その記録を維持している。

ユナイテッドデビュー戦で初ゴールのアントニー

試合情報

ユナイテッド:デ・へア;ダロト、ヴァランヌ、マルティネス(80分にマグワイアと交代)、マラシア;マクトミネイ、エリクセン;アントニー(58分にロナウドと交代)、フェルナンデス、サンチョ(67分にフレッジと交代);ラッシュフォード(80分にカゼミーロと交代) 

出場機会のなかったサブ:ヒートン、ドゥブラフカ、リンデロフ、ショー、エランガ

得点:アントニー(35分)、ラッシュフォー(66、75分) 

イエローカード:マクトミネイ(71分)、マグワイア(81分)

アーセナル:ラムズデール;ホワイト、サリバ、ガブリエル、ジンチェンコ(73分にエンケティアと交代);サンビ(73分にヴィエイラと交代)、シャカ;サカ、ウーデゴール(73分にスミス・ロウと交代)、マルティネッリ、ジェズス

出場機会のなかったサブ:ターナー、セドリック、ホールディング、ティアニー、マルキーニョス

得点:サカ(60分) 

イエローカード:サリバ(24分、サカ(87分)


試合ハイライト

この試合の短いハイライトは、フルタイムの2時間後にManUtd.comとUnited Appで公開される。90分フルタイムを含むロングバージョンは、現地午前0時から公開される予定。

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