レッズ

ユナイテッド 0-0 ニューカッスル

日曜日 16 10月 2022 17:57

エリック・テン・ハフ率いるレッズが、ニューカッスル・ユナイテッドにゴールレスドローに抑えられた試合で、マンチェスター・ユナイテッドはフラストレーションのたまる90分間を過ごすことになった。

ユナイテッドは、ボールポゼッションが62%と、ボールをキープできていたにもかかわらず、枠内に飛んだシュートはわずか2本に止まった。後半、ショーン・ロングスタッフに倒されたジェイドン・サンチョにPKが与えられなかったのが悔やまれる。

前半、ジョエリントンが立て続けに2度、枠を直撃するシュートを放ったが、後半はレッズが威力を増し、途中出場のマーカス・ラッシュフォードは最後の攻撃で惜しくも枠を外れる好機を作った。

前半:運を味方に

フレッジが惜しくも枠を外れたシュートを放つなど、最初の数分間は勢いがあったが、その後はたびたびゲームが中断されたこともあり、流れのつかめない展開となった。そんな中、前半戦で好スタートを切ったのはニューカッスル。24分にはあわやゴールかという惜しいチャンスを得た。ゴール前に進入したカラム・ウィルソンがラファエル・ヴァランヌに倒されると、ニューカッスルは危険な位置でフリーキックをゲット。

キーラン・トリッピアーが放ったシュートは守備壁を直撃したが、その跳ね返りをマグパイズの主将はボレーでジョエリントンにパス。デ・ヘアが立ちはだかるゴールに対峙したジョエリントンのヘッド弾は枠をヒット。跳ね返ったボールをもう一度ジョエリントンはヘッドで叩き返したが、これも左ポストを直撃。こぼれたボールはディオゴ・ダロトがさばいてコーナーキックに逃れた。

すでにダン・バーンのシュートもはじき出していたデ・ヘア。ウィルソンの放ったコーナーキックは、待ち構えたブルーノ・ギマランイスには遠すぎた。ユナイテッドもチャンスを得たが、サンチョのシュートは枠を外れ、彼のアシストからアントニーが打ったシュートもGKニック・ポープがタイトなアングルながらブロックした。

その後ニューカッスル側の選手の手当で何度も時計が止まり、エディ・ハウ監督のチームは、とくにディフェンス面で脅かされる場面もないまま前半戦が終了した。

後半:突破口を見つけられず

試合再開から数秒後、デ・ヘアのゴールキックからの展開でウィルソンに好位置からシュートを打たれたが、これは幸運にも枠を外れた。

その後クリスティアーノ・ロナウドがゴールネットを揺らすも、副審の旗が上がり、リプレイを検証した結果オフサイドが確認された。我らが7番はその直後にも、ニック・ポープが置いたボールを奪ってそこからシュートをねじこんだが、すでにフリーキックが蹴られたものと思っていたロナウドが受けとったのは、イエローカードだった。

58分、サンチョがボックス内でロングスタッフに足をかけられて倒されたように見えたが、VARによる検証の結果、ポーソン主審のPKを与えないという判断が確認された。その直後にはカゼミーロもボックス内で転倒したが、このアピールも却下され、ユナイテッドはマグパイス相手に攻めあぐねる展開に。

ロナウドに代わって投入されたラッシュフォードがオンサイドでポープをかわすと、ゴール前めがけてパス。ところが詰めたフレッジはこれを決めきれず。ラッシュフォードはアディショナルタイム終了寸前にもビッグチャンスを得たが、カゼミーロからのピンポイントのセンタリングに合わせたヘディングシュートを、ネットに突き刺すことはできなかった。

試合詳細

ユナイテッド:デ・ヘア;ダロト、ヴァランヌ、マルティネス、ショー;カゼミーロ、フレッジ;アントニー、フェルナンデス(C)、サンチョ;ロナウド(72分にラッシュフォードと交代)

出場機会のなかったサブ:ヒートン、リンデロフ、マラシア、イクバル、マイヌー、ペリストリ、エランガ、ガルナチョ

イエローカード:ロナウド、フェルナンデス、カゼミーロ

ニューカッスル:ポープ;トリッピアー(C)、ボトマン、シェア(91分にラッセルズと交代)、バーン(78分にターゲットと交代);ロングスタッフ、ギマランイス(78分にウィロックと交代);ジョエリントン、アルミロン、マーフィー(59分にフレイザーと交代);ウィルソン(78分にウッドと交代)

出場機会のなかったサブ:カリウス、ルイス、アンダーソン、シェルヴィー

イエローカード:バーン

 

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