レポート:ウルヴズ 0-1 ユナイテッド
マンチェスター・ユナイテッドは、モリニューでウルヴズに1-0で勝利を収め、勝ち点3を獲得して2022年を終えた。
後半開始から交代出場のマーカス・ラッシュフォードは、ブルーノ・フェルナンデスとの素晴らしいワンツー後に決勝点を叩き込んだ。
このゴールにより、ラッシュフォードはユナイテッドに重要な勝ち点3をもたらした。そして、トップ4に浮上して新年を迎える。
試合は序盤からユナイテッドが優勢で、クリスティアン・エリクセンのコーナーキックにカゼミーロが合わせたが、ヘディングシュートはわずかに枠の上に外れた。
15分、両チームが互いにボールを持つ展開が続いた中で、ユナイテッドに決定的なチャンスが訪れる。
エリクセンがアレハンドロ・ガルナチョを使おうとしたが、パスはわずかに届かなかった。しかし、ネウソン・セメドがGKにバックパスを送ろうとした瞬間にガルナチョの足元に落ち、これを拾った若手がシュートも、ゴールキーパーのジョゼ・サに阻まれる。
続けてアントニーのシュートが枠を外れたように見えたが、サが素早く反応してシュートを防いだ。
30分になると、両チームとも驚異的な守備を見せる。アーロン・ワン・ビサカが本能的なブロックで、ジョアン・モウティーニョのシュートをブロック。その数分後、今度はウルヴズのネイサン・コリンズがアントニー・マルシャルのゴールチャンスを阻むために立ちはだかった。
ハーフタイム終了直前にもマルシャルがタイレル・マラシアのクロスにヘディングシュートを放つが、サに対応される。
後半開始から、テン・ハフ監督はアレハンドロ・ガルナチョに代えてラッシュフォードを起用。しかし、最初にインパクトを与えたのは、ウルヴズの交代選手、アダマ・トラオレだった。トラオレはユナイテッドのボックス内に2度ボールを入れたが、受け手がいない。
フェルナンデスがフリーキックを放った数分後、ウルヴズのルベン・ネヴェスがロングレンジのフリーキックを放ったが、ダビド・デ・ヘアがファインセーブ。
そして試合終了まで14分、ようやくユナイテッドが突破口を見つけ出す。フェルナンデスとのワンツーからがボックス内に進入したラッシュフォードが、ディフェンダーをかわしながらフィニッシュまで持っていき、ついに均衡が破られた。
この日のスーパーサブは、さらにゴールをもたらしたかと思われた。ワン・ビサカからのパスに狙いを定めてシュートを決めたものの、VARによりハンドと判定され、無効に。
終盤にかけて前に出てきたウルヴズの猛攻を防いだのは、最後の砦のデ・ヘアだった。
デ・ヘアは、後半追加タイムの5分間、ウルヴズのストライカーが繰り出したシュートを防ぎ切り、ユナイテッドが2022年を完璧な形で締めくくった。2023年も、この調子で勝ち進みたい!
試合詳細
ウルヴズ:サ;セメド(65分にジョニーと交代)、コリンズ、キルマン、ブエノ(72分にゴメスと交代);モウティーニョ(72分にアイトヌーリと交代)、ネベス、ヌネス;ファン、コスタ(45分にAトラオレと交代)、ポデンス(81分にヒメネスと交代)
出場機会のなかったサブ:トラオレ、サルキッチ、ゲデス、ホッジ
イエローカード:セメド
ユナイテッド:デ・へア;ワン・ビサカ、ヴァランヌ、ショー、マラシア;カゼミーロ、エリクセン(62分にフレッジと交代);アントニー(90+5分にエランガと交代)、フェルナンデス(90+5分にマグワイアと交代)、ガルナチョ(46分にラッシュフォードと交代);マルシャル(81分にファン・デ・ベークと交代)
出場機会のなかったサブ:ヒートン、リンデロフ、ウィリアムズ、マイヌー
ゴール:ラッシュフォード(76分)
イエローカード:カゼミーロ、フレッジ、ラッシュフォード