ユナイテッド

リポート:チェルシー 1-1 ユナイテッド

日曜日 28 11月 2021 19:23

マンチェスター・ユナイテッドは、日曜日にスタンフォード・ブリッジで行われたリーグ首位のチェルシーとの激しい試合で、苦しみながらも勝ち点1を獲得した。

後半にジェイドン・サンチョが決めたゴールはジョルジーニョのPKによって帳消しになってしまい、ロンドンで引き分けた。

この結果、暫定的に指揮を執るマイケル・キャリックは、ミッドウィークのチャンピオンズリーグに続いて、プレミアリーグで初の勝ち点を獲得した。

前半 - 毅然と戦ったユナイテッド

チェルシーの攻撃陣は試合序盤から形を作り、開始5分までに何度かチャンスメーク。まずはハキム・ジイェシェがエリア内での折り返しでダビド・デ・へアの右を狙う。さらに、マルコス・アロンソのパスを受けたカラム・ハドソン=オドイがシュートを放ったが、これは外れる。

ユナイテッドのこの日の最初のチャンスはブルーノ・フェルナンデス絡み。ゴールキーパーのメンディの右ポストをかすめるシュートを放った。一方、アロンソはデ・ヘアを脅かすようなクロスを放ったが、幸いにもチェルシーはそのクロスをコントロールできなかった。

30分、アントニオ・リュディガーが25ヤードの距離からシュートを放ったが、これはクロスバーにヒット。ただ、リプレイを見た限り、デ・へアの指先によるタッチがなければトップコーナーに入っていたかもしれない。

前半終了間際には、フレッジがボックス内でリュディガーをかわしてボールを保持した場面で、倒されたように見えた。しかし、主審のアンソニー・テイラーはPKの要求を退け、VARもジャッジを支持した。

前半終了間際にはリース・ジェームズのフリーキックからのクロスも上げられたが、デ・へアが触ってゴールから遠ざけて失点を回避した。

後半 - サンチョの得点

後半が始まって5分も経たないうちに、ユナイテッドは前に出た。深い位置からのフェルナンデスのクリアーボールを、ハーフウェイライン上のジョルジーニョがコントロールミスし、走り込んできたサンチョの進路にボールが。サンチョはゴール前でラッシュフォードのサポートを受けながら、冷静にゴールの隅にシュートを決め、この1週間で2点目、そしてプレミアリーグ初ゴールを挙げた。

その後チェルシーは、コーナーキックからティモ・ヴェルナーの足元にボールが落ちて同点に追いつく絶好のチャンスを得たが、ヴェルナーはボールを大きく外してしまう。

その後、セットプレーが続き、アーロン・ワン・ビサカがエリア内でチアゴ・シウバにファウルを犯してしまい、チェルシーがPKを獲得する。キッカーを務めたのは、失点に繋がるミスをしたジョルジーニョ。落ち着いてシュートを決め、チェルシーが同点に追いつく。

PKを与えてしまったワン・ビサカだったが、ヴェルナーがボックス内からシュートを放った際もブロックで阻止してみせた。

フレッジはメンディのパスをカットするも、チップシュートは止められてしまう。その後の5分間はリュディガーのシュートをはじめ両チームにチャンスがあったが、どちらも決定打を見出せなかった。

試合情報

チェルシー:メンディ;ジェームズ、チャロバー、チアゴ・シウバ、リュディガー、アロンソ(78分にマウントと交代);ジョルジーニョ(c)、ロフタス=チーク;ジイェシェ、ヴェルナー(82分にルカクと交代)、ハドソン=オドイ(78分にプリシッチと交代)

出場機会のなかったサブ:アリザバラガ;アスピリクエタ、クリステンセン、サール、バークリー、ハヴァーツ

得点:ジョルジーニョ 69分 (PK)

イエローカード:ジェームズ、ジョルジーニョ

ユナイテッド:デ・へア;ワン・ビサカ、バイリー、リンデロフ、テレス;マティッチ、マクトミネイ、フレッジ、フェルナンデス(c)(89分にファン・デ・べークと交代);サンチョ(64分にロナウドと交代)、ラッシュフォード(77分にリンガードと交代)

出場機会のなかったサブ:ヘンダーソン、ダロト、ジョーンズ、マタ、グリーンウッド、マルシャル

得点:サンチョ(50分)

イエローカード:マクトミネイ、ラッシュフォード、フェルナンデス、ロナウド、バイリー

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