ユナイテッド

グリーンウッドの得点でインテルに勝利

後半に交代出場したメイソン・グリーンウッドの得点により、マンチェスター・ユナイテッドはシンガポールでのインテル・ミラン戦に1-0で勝利し、ツアー2019で3連勝を飾った。

アカデミー出身の17歳は、ミッドウィークに行なわれたリーズ・ユナイテッド戦でシニア初ゴールをマーク。インテル戦では強烈なフィニッシングの能力を発揮してみせた。

最終スコアを見る限り、インターナショナルチャンピオンズカップ初戦は接戦だったように思われるだろうが、ユナイテッドは前後半を通じてインテルを圧倒。追加点の嵐になっていても不思議ではなかった。

素晴らしいパフォーマンスに、ポテンシャルの高さを示し、オーレ・グンナー・スールシャール監督も、チームのフィットネスレベルの向上、シャープな動き、増幅している自信に満足することだろう。

この試合唯一のネガティブ要素は、後半の負傷交代だ。ビクトル・リンデロフとタヒス・チョンは、打撲により交代した。両選手の検査は、翌日以降に行なわれるだろう。

次戦は、中国でのトッテナム・ホットスパー戦。プレミアリーグのライバルとは、7月25日(木)に上海で対戦する。次戦も、MUTVが中継する。

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強力な先発で試合に臨んだが、違いを作ったのは交代選手だった

ユナイテッドの先発は何かと話題になることが多いが、今回のラインナップは強力な印象を与えた。多くのファンは、来月に行なわれるチェルシーとのプレミアリーグ開幕戦のメンバーが誰になるのかを考えたに違いない。

ダビド・デ・ヘアがツアー2019で初の実戦に出場したほか、アクセル・トゥアンゼベがレギュラーのリンデロフと初めてセンターバックでコンビを組んだ。前線には、若く、エキサイティングで、スピードに優れる選手を配置。ダニエル・ジェームズとマーカス・ラッシュフォードがウィングでプレーし、ジェシー・リンガードは10番のポジションで起用。アントニー・マルシャルが最前線を務めた。オーレは、今シーズンのチームにスピードを求めているのだろう。

スピーディーな展開は、いつだってファンを興奮させる。シンガポール・ナショナル・スタジアムには、5万2897人のユナイテッドサポーターが集結。インテルファンの数は2000人はいただろう。シンガポールにはレッズアーミーが詰めかけ、会場が揺れるほどの声援をチームに送った。

ユナイテッドは、ボールを素早く回し、ワイドなエリアから攻撃を仕掛けた。守備時には高い位置でプレッシャーをかけるプレーを見せるなど、プレシーズンのトレーニング効果により、目指すスタイルが形になり始めている。

うだるような暑さと湿度の関係で、30分を超えたところで給水タイムが設けられた。この時点までに失点していなかったインテルはラッキーだったと言える。それまでにはルーク・ショー、マルシャル、ラッシュフォードがシュートを放ったが、決められなかった。

再開後に先制のチャンスを作ったのはジェームズ。リンデロフが前線にボールを運び、そのパスを受けたジェームズがシュートを打つも、ワイドに流れる。このプレーも、前半のハイライトの一つになった。

オーストラリアでのパース・グローリー戦、リーズ・ユナイテッド戦ではハーフタイムにメンバーを総入れ替えした監督だったが、インテル戦では誰も交代せずに後半を迎えた。

左サイドから鋭いカウンターアタックを仕掛け、リンガードがが低い弾道のシュートを放つも、インテルのDFにクリアーされてしまう。その後ネマニャ・マティッチのヘディングはファーポストに弾かれ、ポール・ポグバが中央で相手選手をかわして強烈なシュートで終わるも、GKハンダノヴィッチにセーブされる。

60分手前でリンデロフが足を引きずり、フィル・ジョーンズと交代。そしてオーレは、10選手を一度に変えた。

交代選手の中には、個人的な事情によりオーストラリアでのツアーに参加できなかったフレッジの姿も。

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交代出場で再びインパクトを残したメイソン・グリーンウッド

交代出場のタヒス・チョンがペナルティエリア内で倒されたとアピールするも、PKは与えられず。アシュリー・ヤングもコーナーを狙ってシュートを放ったが、ハンダノヴィッチに阻止される。しかし、交代選手たちが均衡を破ろうと、前へ前へとプッシュし続けた。

そして、待望の先制点がグリーンウッドの左足によって生まれる。ヤングのシュートはハンダノヴィッチに弾き返されたが、セカンドボールを拾ったグリーンウッドが左足で強烈なシュートをファーコーナーに突き刺し、先制。シンガポール・ナショナル・スタジアムのファンの前で、堂々とゴールパフォーマンスを披露。リーズ戦に続き、アカデミー出身のグリーンウッドがゴールネットを揺らした。

その後、チョンのクロスにも反応したグリーンウッドだが、これはクロスバーに直撃。

まだ10代の選手とはいえ、スールシャール監督は若く、エネルギーに溢れるチーム作りを進めているため、グリーンウッドは2019-20シーズンでインパクトを残せるだろう。

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アカデミー出身のグリーンウッドが決勝点をマーク

ラインナップ

ユナイテッド:デ・ヘア(62分にロメロと交代)、ワン・ビサカ(62分にワン・ビサカと交代)、トゥアンゼベ(62分にバイリーと交代)、リンデロフ(57分にジョーンズと交代)、ショー(62分にヤングと交代)、マティッチ(62分にマクトミネイと交代)、ポグバ(62分にフレッジと交代)、ジェームズ(62分にアンドレアスと交代)、リンガード(62分にマタと交代)、マルシャル(62分にチョンと交代、89分にゴメスと交代)、ラッシュフォード(62分にグリーンウッドと交代)

出場機会のなかったサブ:J・ペレイラ、ダルミアン、ロホ、スモーリング、ガーナー

イエローカード:アンドレアス

インテル:ハンダノヴィッチ、デ・フライ(73分にラノッキアと交代)、ダウベルト(73分にピローラと交代)、ダンブロージオ、シュクリニアル、ガリャルディーニ(73分にバレラと交代)、センシ(73分にマリオと交代)、ブロゾヴィッチ、ロンゴ(46分にペリシッチと交代)、カンドレーヴァ(85分にアグメと交代)、エスポジート(85分にコリーディオと交代)

出場機会のなかったサブ:パデッリ、ベルニ、バレロ、バストーニ、エンチューブ、ベルガニ

イエローカード:ブロゾヴィッチ、カンドレーヴァ、シュクリニアル

観衆:5万2897人

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