レポート:ユナイテッド2-1ブレントフォード
マンチェスター・ユナイテッドは、土曜日の午後、ブレントフォードを2-1で下し、プレミアリーグでセンセーショナルな逆転劇を完遂させた。
前半、ブレントフォードはマティアス・イェンセンのシュートで先制。
しかし、息をのむような後半追加タイムの6分間で、後半に交代で入ったマクトミネイの活躍により、逆転に成功する。
マクトミネイはアディショナルタイムの3分前に同点ゴールを決めると、試合終了間際にヘディングで勝ち越しゴールを決めた。
ユナイテッドは、先制点を求めて試合序盤から攻勢に。それでも、右サイドのブルーノ・フェルナンデスがボックス内に何度もボールを入れるが、得点にはつながらない。
10分過ぎには、ディオゴ・ダロトとラスムス・ホイルンドの連携。ダロトがエリア内にパスを入れるが、ホイルンドの頭上をかすめる。
懸命にチャンスを作り出したが、26分に先制したのはビーズだった。ビクトル・リンデロフが後方で決定的なブロックをするもクリアーに失敗し、イェンセンにゴールを許す。
ビハインドを背負ったユナイテッドは、ダロトがボックス内でフェルナンデスを見つけたが、プレミアリーグ初先発となるトーマス・ストラコシャを試す前に、イーサン・ピノックが素早くシュートの前に飛び出した。
ハーフタイム前には、マーカス・ラッシュフォードが素晴らしい技術でボックス内にスペースを作ったが、ストラコシャに阻まれてしまう。
後半、ユナイテッドはカゼミーロを下げてクリスティアン・エリクセンカゼミーロを投入。エリクセンのロングレンジシュートはストラコシャを悩ませたが、ネイサン・コリンズがいち早く反応して難を逃れた。
徐々にチャンスを作り始めたユナイテッドは、ラッシュフォードがシュートを放つも枠を外れる。その後、ダロトがシュートを放つがバーの上。
交代出場のアレハンドロ・ガルナチョもゴールに近づく。さらに、右サイドでボールを拾ったダロトは、ソフィアン・アムラバトにボールを預ける。アムラバトからボールを受けたガルナチョがシュートも、これは高い。
ユナイテッドにボールを支配されたブレントフォードだったが、立て続けに2度のリードを広げるチャンスを得る。最初のチャンスは、ニール・モペイがシュートも、オナナがバーの上に弾きして回避。
終了間際、アントニー・マルシャルがオウンゴールを誘発し、1点を返したかに見えた。しかし、すぐにオフサイドの判定を受け、同点に追いつくことはできない。
しかしロ後半追加タイム3分、マクトミネイのゴールでついに同点に追いついた。
ブレントフォードのキーパーを攻め立てたユナイテッドは、スコットランド代表のマクトミネイがボックス内でシュートを放ち、1-1に追いつく。
そのわずか数分後、ハリー・マグワイアのクロスに反応した39番が、ストラコシャを越えるヘディングシュートを決めて逆転し、オールド・トラッフォードは大歓声に包まれた。
試合詳細
ユナイテッド:オナナ;ダロト、マグワイア、エヴァンス、リンデロフ(71分にマルシャル と交代);アムラバト(87分にマクトミネイと交代)、カゼミーロ(46分にエリクセンと交代);フェルナンデス、マウント(63分にアントニーと交代)、ラッシュフォード(63分にガルナチョと交代);ホイルンド
出場機会のなかったサブ:バユンドゥル、ファン・デ・べーク、メジブリ、ペリストリ
ゴール:マクトミネイ(90+3、 90+7分)
ブレントフォード:ストラコシャ;コリンズ、ピノック、アイェル;ヒッキー、ヤネルト(70分にオニェカと交代)、ノアゴール、イェンセン(84分にゴドスと交代)、ロアシュレフ;ウィサ(70分にマウパイと交代)、ムベウモ
出場機会のなかったサブ:イェルゲンセン、ヤルモリョク、キム・ジス、オラキグベ、ビアリー、バルコム
得点:イェンセン(26分)
イエローカード:ヒッキー、ノアゴール、コリンズ、ヤネルト、マウパイ