ユナイテッド

レポート:リヴァプール 4-0 ユナイテッド

火曜日 19 4月 2022 22:45

マンチェスター・ユナイテッドは、火曜日の夜にアンフィールドでライバルのリヴァプールに4-0の敗北を喫した。

前半にルイス・ディアスとモハメド・サラーの2人がゴールを決め、後半にはサディオ・マネも得点に絡み、さらにサラーが駄目押しの追加点をあげた。

ユナイテッドは土曜日にアーセナルと対戦し、トップ4入りを目指して巻き返しを図りたいところだ。

前半 - ホームチームが先制

熱狂的な雰囲気の中でキックオフしたユナイテッドは、開始5分に先制を許す。サディオ・マネがサラーの裏にパス。サラーからの折り返しにディアスがボックス中央の至近距離からシュートを決めた。

7分には、生まれた男児を亡くしたクリスチアーノ・ロナウドとそのパートナーのジョルジナさんに対して1分間の拍手が捧げられた。リヴァプールファンは、「You'll Never Walk Alone」を合唱し、さらなるサポートを示した。

ポール・ポグバは10分ほどプレーした後で負傷し、交代を余儀なくされた。ポグバは右足を痛めたらしく、ジェシー・リンガードが急遽交代出場。

前半終了間際、リヴァプールはサラーがバックラインを突破し、マネのパスを受けてゴール隅にシュートを決め、リードを2点に広げた。その直後、ダビド・デ・へアがマネのシュートを好セーブで阻む。しかし、マネは35分にディアスがネットを揺らしたときと同様、オフサイドの判定を受けた。

そのままホームチームがリードした状況で前半を折り返した。

後半 - サネのゴールで勝負あり

ラルフ・ラングニック暫定監督は、ハーフタイムに2人目の選手交代を行い、フィル・ジョーンズに代わってジェイドン・サンチョを後半開始時に投入した。

マーティン・アトキンソン主審のヘッドセットに問題が発生したため、後半の開始が数分遅れることに。

プレーが再開されると、ユナイテッドはアンソニー・エランガが序盤に鮮やかな動きを見せ、右サイドからのコーナーキックを獲得。だが、リヴァプールはこのセットプレーにしっかりと対応。また、同じサイドでアンドリュー・ロバートソンのファウルを受けたリンガードがフリーキックを獲得するも、ホームチームのクリアーが続く。

サンチョは左サイドから中へ切れ込み、相手をかわしてゴールへ向けてシュートを放ったものの、惜しくも枠を捉えきれず、アリソンに阻まれる。

60分過ぎにはサンチョ、マーカス・ラッシュフォード、エランガが好連携を見せるも、アリソンに再び対応される。オフサイドフラッグが掲げられたが、リプレーを見る限りではラッシュフォードとエランガはオンサイドだった。

68分、マネがユナイテッドに強烈なパンチを浴びせる。ロバートソンの突破から、ディアスを経由し、マネがゴールを決めて3-0。

ハンニバルは、同じアカデミー出身のエランガに代わり、ユナイテッドの最後の交代選手として投入された。しかしサラーに4点目を決められてしまい、完敗を喫した。

試合詳細

リヴァプール:アリソン、アレクサンダー・アーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン、ファビーニョ(86分にミルナーと交代)、ヘンダーソン、チアゴ(80分にケイタと交代);、サラー、マネ、ディアス(70分にジョッタと交代)

出場機会のなかったサブ:ケレハー、コナテ、ゴメス、ジョーンズ、ツィミカス、オリギ

得点:ディアス(5分)、サラー(22、85分)、サネ(68分)

イエローカード:ケイタ

ユナイテッド:デ・ゲア、ワン・ビサカ、ジョーンズ(46分にサンチョと交代)、マグワイア(C)、リンデロフ、ダロト、ポグバ(10分にリンガードと交代)、マティッチ、フェルナンデス、エランガ(84分にハンニバルと交代)、ラシュフォード

出場機会のなかったサブ:ヘンダーソン、バイリー、テレス、マクトミネイ、マタ、ガルナチョ

イエローカード:ハンニバル、フェルナンデス

おすすめ: