マンチェスター・ユナイテッド0-1アーセナル
後半ピエール・エメリク・オーバメヤンにPKを決められ、マンチェスター・ユナイテッドはオールド・トラッフォードでアーセナルに1-0で敗れた。
ポール・ポグバがエクトル・ベジェリンを倒して得たPKをオーバメヤンが成功させ、アーセナルが先制。
ユナイテッドもメイソン・グリーンウッド、ハリー・マグワイアがチャンスに絡み、交代出場のドニー・ファン・デ・ベークもゴールを狙ったが、ガナーズに抑えられて敗戦。今シーズンのホーム初勝利はお預けとなった。
前半 - ガナーズが決定機を作る
オーレ・グンナー・スールシャール監督にとって節目となる100試合目、完勝したミッドウィークのRBライプツィヒ戦から3選手を変えて今節に臨んだ。同試合でハットトリック達成のマーカス・ラッシュフォードを出場停止中のアントニー・マルシャルに代えて先発に起用し、ブルーノ・フェルナンデスとスコット・マクトミネイをネマニャ・マティッチとドニー・ファン・デ・ベークに代えて先発に起用。一方のアーセナルは、ヨーロッパリーグのダンドーク戦から10人を変えてこの試合に臨んだ。
序盤は両チームともに上手くいかず、14分にはベジェリンからのクロスにオーバメヤンが反応したが合わない。7分後、ラッシュフォードがボックス内に侵入したグリーンウッドの足元にパスを送ったが、シュートはベルント・レノに阻まれる。
その後アーセナルは前半終了までに3度も決定機を作る。まずはオーバメヤンがアレクサンドル・ラカゼットのシュートをお膳立てしたが、ビクトル・リンデロフがなんとかボールに触ってコースを変えて対応。
ユナイテッドはボックス付近でボールをウィリアンに奪われ、オーバメヤンがシュートも枠外。そしてブカヨ・サカがベジェリンからのクロスにヘディングを合わせたが、わずかにバーを越した。
後半 - ガナーズがPKで先制
立ち上がりが良くなかった両チームは、後半開始からポジティブなプレーを続けた。ユナイテッドもプレスが効き始めたものの、52分にはラカゼットにポゼッションを奪われ、オーバメヤンにシュートを許してしまう。
その3分後、ルーク・ショーのフリーキックにマグワイアが反応し、ファーポストを狙ったループヘッドを見せたが、決まらない。
その後もタイトな展開が続き、69分にアーセナルが先制。ウィリアンからパスを受けたベジェリンがボックス内に入り、ポグバがこれを止めようとしたが主審のマーク・ディーンにファウルを取られてしまい、PKを献上してしまう。オーバメヤンが冷静に成功させ、アーセナルが均衡を破った。
残り10分となってエディンソン・カバーニとファン・デ・ベークを投入。ファン・デ・ベークが右サイドからあげたクロスはモハメド・エルネニーにディフレクトし、ニアにいたレノの顔面にヒットして外れた。
同点に追いつくためユナイテッドも畳み掛けたもののゴールは遠く、黒星を喫している。土曜に行われる次節では、グディソン・パークでエヴァートンと対戦する。
アディダス製の2020-21のホーム&アウェーそしてサードキットはUnitedDirectで発売中。
試合情報
ユナイテッド:デ・ヘア、ワン・ビサカ、リンデロフ、マグワイア(キャプテン)、ショー、マクトミネイ、フレッジ(62分にマティッチと交代)、フェルナンデス(75分にファン・デ・ベークと交代)、グリーンウッド(75分にカバーニと交代)、ラッシュフォード
出場機会がなかったサブ:ヘンダーソン、トゥアンゼベ、ウィリアムズ、マタ
イエローカード:フレッジ、グリーンウッド、マグワイア
アーセナル:レノ、ベジェリン、ガブリエル、ホールディング、ティアニー、エルネニー、パーテイ、サカ、ウィリアン(85分にメイトランド・ナイルズと交代)、ラカゼット(76分にエンケティアと交代)、オーバメヤン(キャプテン、ムスタフィと交代)
出場機会がなかったサブ:ルナルソン、ジャカ、カバロス、ぺぺ
得点:オーバメヤン(69分 PK)
イエ���ーカード:ホールディング、ガブリエル、オーバメヤン