ルーク・ショー

ユナイテッド0-0サウサンプトン

土曜日 30 12月 2017 20:02

マンチェスター・ユナイテッドは、オールド・トラッフォードでのサウサンプトン戦で引き分け、2017年を3試合連続ドローという形で終えた。

ロメル・ルカクのヘディング、アシュリー・ヤングのフリーキックと決定機を生み出したユナイテッドだったが、試合終盤ポール・ポグバのゴールもオフサイドの判定に泣かされるなど、今節もユナイテッドの日ではなかった。

ジョゼ・モウリーニョ監督は、バーンリーとの前節から3選手を変更。マルコス・ロホ、マーカス・ラッシュフォード、ズラタン・イブラヒモヴィッチに代えて、ビクトル・リンデロフ、ジェシー・リンガード、ヘンリク・ムヒタリアンを先発に起用した。

監督は、試合前の会見でルカクに休養が必要と語っていた。しかし、そのルカクは試合序盤からシャープな動きを披露。ポグバのピンポイントサイドチェンジからフアン・マタがゴール前にクロスを上げると、ルカクが頭で合わせたがバーを越した。

サウサンプトンは、ソフィアン・ブファルの折り返しからジェームズ・ウォード・プラウズがシュートも、ダビド・デ・ヘアが対応。直後、ルカクがウェスレイ・フートと接触した際に頭部を打ち、酸素吸入を受けながら担架で運ばれる事態に。ユナイテッドは、ルカクの代わりにラッシュフォードを早々と投入することとなった。

ルーク・ショーが古巣を相手に左サイドからデンジャラスなクロスを供給するが、ラッシュフォードにはわずかに合わない。ウォード・プラウズのフリーキックをデ・ヘアが弾き返すと、ユナイテッドは直後のコーナーキックからカウンター。マタ、ラッシュフォード、ムヒタリアンへとボールが繋がったが、ミキのクロスには誰も触れず。

サウサンプトンのフートのヘディングシュートが失敗に終わり、ユナイテッドはマタがGKアレックス・マッカーシーにシュートで襲いかかるもゴールネットが揺れることはなかった。ムヒタリアンのクロスにはリンガードが反応し、シュートで終わるも、枠内には飛ばず。クラブと代表を合わせて直近34試合ゴールがないシェーン・ロングは、後半早々ウォード・プラウズの低いクロスにシュートを合わせたが、デ・ヘアが足で阻止するスーパーセーブでチームを救う。

その後ムヒタリアンのシュートも失敗に終わると、ユナイテッドはアントニー・マルシャルを投入。代わったばかりのマルシャルの突破からフリーキックを獲得すると、ユナイテッドはアシュリー・ヤングが直接ゴールを狙ったが、ディフレクトして外れる。

マルシャルはさらに決定機に絡み、3人のDFに囲まれながらもパスをラッシュフォードに。だが、これを受けたラッシュフォードのシュートはブロックされてしまう。

サウサンプトンはDFのフィルヒル・ファン・ダイクを史上最高額の移籍金でリヴァプールに放出したものの、堅い守備を敷き、ユナイテッドサポーターのフラストレーションが溜まる展開に。

それでも、ネマニャ・マティッチのシュートに反応したポグバがボックス内でゴールネットを揺らし、サポーターは一瞬大歓声をあげたが、判定はオフサイド。このまま試合は終わり、ユナイテッドはレスター、バーリー戦に続いて3試合連続ドローで2017年を終えた。しかし、次節エヴァートン戦から再び勝利の方程式を見出し、勝利という結果を残さなくてはならない。

ラインナップ

ユナイテッド:デ・ヘア、ヤング、リンデロフ、ジョーンズ、ショー、マティッチ、ポグバ(キャプテン)、マタ、リンガード、ムヒタリアン(65分にマルシャルと交代)、ルカク(14分にラッシュフォードと交代)

出場機会の無かったサブ:ロメロ、ブリント、ロホ、トゥアンゼベ、エレーラ

イエローカード:リンガード、マティッチ

サウサンプトン:マッカーシー、スティーブンズ、吉田(キャプテン)、フート、マックイーン、ロメウ、ホイビュルク、タディッチ(81分にレミナと交代)、ウォード・プラウズ、ブファル(85分にレドモンドと交代)、ロング(79分にガッビアディーニと交代)

出場機会の無かったサブ:フォスター、ピエ、ベドナレク、デイヴィス

イエローカード:ホイビュルク、フート、ブファル、ウォード・プラウズ

ユナイテッドの次戦は?
次戦は2018年1月1日にグディソン・パークでエヴァートンと対戦する予定だ。