レポート:シェフィールド・ユナイテッド 1-2 マン・ユナイテッド
マンチェスター・ユナイテッドは土曜日の夜、シェフィールド・ユナイテッドに辛勝し、プレミアリーグ連勝を飾った。
キックオフに先立ち、クラブレジェンドのサー・ボビー・チャールトンへの賛辞が捧げられ、86歳で旅立った訃報を受け、黒い腕章を巻いてプレーした。
前半、アカデミー出身のスコット・マクトミネイが先制点をあげたが、ホームチームはすぐにオリヴァー・マクバーニーのPKで同点に追いつく。
その後、ユナイテッドがボールを保持する時間帯が長くなり、ゴールチャンスも何度かあったが、スコアは同点のまま、残り13分にディオゴ・ダロトがペナルティエリアの外から勝ち越しゴールを決めた。
サー・ボビー・チャールトン(1937-2023)
記事ミュンヘンでの悲しみを経て、サー・ボビーの偉大なキャリアはフットボールの歴史に刻まれた。
開始3分、マクバーニーがユナイテッドのエリア内でフリーになりシュートも、アンドレ・オナナにセーブされる。
前半中盤、キャメロン・アーチャーが遠目から放ったシュートがゴール下隅に決まりそうな場面で、再びオナナの出番が。
アントニーが放ったボレーシュートが、25分間でユナイテッドが放った唯一のシュートだったが、30分前にフェルナンデスのパスをマクトミネイが胸で落とし、ボレーでゴールに押し込み、ユナイテッドが先制。
しかし、リードは長くは続かなかった。 マクトミネイはその6分後、相手の低いクロスに対応した際、ハンドと判定されてしまい、PKで同点に追いつかれてしまう。
ブレイズがこの時点で同点に追いつくのが妥当だったとしても、前半45分の終了間際に威勢を増したのはユナイテッドだった。まず、ラッシュフォードの鋭いボールをゴール前に送り、ホイルンドが飛び込んだが、あと数センチで触れない。すると、フェルナンデスが完璧に近いフリーキックでバーにヒット。ホイルンドは、ラッシュフォードのシュートのこぼれ球を相手GKウェス・フォデリンガムの至近距離での好セーブに阻まれた。
後半、ユナイテッドはこの勢いに乗る必要があった。しかし、この後半も先手を奪ったのはホームのシェフィールド・ユナイテッドだった。
ブリュースターが射程距離から放ったバウンドするシュートが脅威となったが、オナナがうまく対応。
その後、ユナイテッドは徐々にペースを掴んで勝ち越しに成功する。
チャンスをなかなか作れず、シェフィールド・ユナイテッドが退いて守るというもどかしい袋小路に入り込んでいるように見えた矢先、ダロトがエリア手前でスペースを見つけ、見事なシュートをゴール右上隅に突き刺し、ゴール裏のアウェイエンドを熱狂させた。
しかし、ユナイテッドは、特にマグワイアが後方で奮闘し、さらなる失点回避に尽力した。
弧を描いて決まった勝ち越し弾は、チャールトン風というよりベッカム風だったが、チャールトンの訃報に世の中がショックを受けていた中、ダロトの絶叫シュート(そしてアカデミー出身によるゴール)は、偉大な男を興奮させたことだろう。
試合詳細
シェフィールド・ユナイテッド:フォデリンガム、ボーグル、トラスティ、ロビンソン、トーマス、ハマー(84分にトラオレと交代)、ソウザ、ノーウッド(c)、マカティ(78分にオズボーンと交代)、マクバーニー(52分にブリュースターと交代)、アーチャー
出場機会がなかったサブ:アミッサ、フレック、スリマン、ワン、セリキ、ブヤブ
ゴール:マクバーニー(PK 34分)
イエローカード:トーマス、トラスティ、ソウザ
ユナイテッド:オナナ;ダロト、マグワイア、エヴァンス(84分にヴァランヌと交代)、リンデロフ;マクトミネイ(63分にエリクセンと交代)、アムラバト;アントニー(64分にガルナチョと交代)、フェルナンデス(c)、ラッシュフォード(88分にマウントと交代);ホイルンド(63分にマルシャルと交代)
出場機会のなかったサブ:バユンドゥル、ハンニバル、ファン・デ・べーク、ペリストリ
ゴール:マクトミネイ(28分)、ダロト(77分)
イエローカード:エヴァンス