リポート：シェリフ 0-2 ユナイテッド

ジェイドン・サンチョがペナルティエリアの手前からきれいにゴールを決めて先制すると、クリスチアーノ・ロナウドがクラブ通算699点目となるゴールを決めた。ロナウドは今季初ゴール。

後半に入ると、エリック・テン・ハフ監督はインターナショナル・ブレークを考慮してメンバーを入れ替えた。ロナウドとブルーノ・フェルナンデスがゴールに迫った中、モルドバでの試合に勝って、勝ち点3を獲得した。

前半

11分、ムハメド・ディオプがロングレンジからシュートを放ち、この試合初のシュートシーンが見られた。

ロナウドが序盤に倒されてPKを要求したが、主審のパヴェル・ラチコフスキに却下される。それでも、ユナイテッドのペースで試合が進んでいく。

17分、サンチョが今シーズン3度目のゴールネットを揺らし、ユナイテッドが先制。サンチョはクリスティアン・エリクセンからのパスを受け、左足を振り抜き、ゴールに流し込んだ。

ハーフタイムが近づくと、アントニーのピンポイントパスからサンチョが再びシュートも、ゴールライン上でクリアーされるなど、攻撃的な姿勢を強めた。

そして、ディオゴ・ダロトがエリア内でパトリック・コポゾに倒され、ユナイテッドがPKを獲得。ロナウドがこれをきっちり成功させ、今シーズン初のゴールを決めた。

後半

後半、フェルナンデスがエリア手前で見事なシュートを放つも、シェリフのGKマキシム・コバルの好セーブに阻まれる。

ロナウドがこの夜2点目を狙うと、ユナイテッドの選手が大勢ビルドアップに参加した。しかし、ロナウドのシュートは惜しくも浮いてしまう。

残り10分、交代出場したルーク・ショーが左サイドを突破し、インパクトを与えようとした。サンチョはその直後にもヘディングシュートを放ち、ゴールに迫った。

エリクセンとアンソニー・エランガがうまく連携し、試合終了のホイッスルが鳴るまで攻め続けた。

結果、ユナイテッドはモルドバで今シーズンのヨーロッパリーグ初勝利と、クリーンシートを達成した。

試合詳細

シェリフ：コバル；クポゾ、ラデルジッチ（C）、キキ、ゾホウリ；ディオプ、キャブー、バドロ；ウアッタラ（73分にペルナンブコと交代）、アティームウェン（81分にサリフと交代）、ラシード（73分にヴィゼウと交代）

出場機会のなかったサブ：セレドニック、パシェンコ、ヘロン、ムームーニ、ゲデス

イエローカード：クポゾ、アティエムウェン

ユナイテッド：デ・へア；マラシア、ヴァランヌ、マルティネス（90分にマグワイアと交代）、ダロト（70分にショーと交代）；マクトミネイ（45分にカゼミーロと交代）、エリクセン；アントニー（90分にガルナチョと交代）、フェルナンデス、サンチョ；ロナウド（81分にエランガと交代）

出場機会のなかったサブ：ヒートン、ヴィテック、リンデロフ、フレッジ、イクバル、マクニール

ゴール：サンチョ（17分）、ロナウド （PK 39分） 

試合ハイライト

この試合の短いハイライトは、中欧時間の深夜から以下に掲載される。90分フルタイムを含むロングバージョンは、金曜日の深夜に公開される予定です。