ユナイテッド

ビジャレアル 0-2 ユナイテッド

火曜日 23 11月 2021 20:36

マンチェスター・ユナイテッドは、後半にクリスチアーノ・ロナウドとジェイドン・サンチョが決めたゴールにより、ビジャレアルに2-0で勝利した。

クレバーに山なりのシュートを決めたロナウドは、今季のチャンピオンズリーグ全試合でゴールを記録。90分にはサンチョが巧みな動きでゴールを決め、クラブでの初ゴールをマークした。

暫定監督のマイケル・キャリックはこの結果を喜んだことだろう。また、ビジャレアルとは敵地で過去に2度無得点で引き分けていたため、アウェイで初めてゴールネットを揺らした。

この勝利により、ユナイテッドはノックアウトステージ進出が確定。今月末にホームでヤングボーイズとグループ最終節で対戦する。

前半 - ノーゴール

ロナウドとアントニー・マルシャルが攻撃の糸口をつかみ、ダビド・デ・へアがスーパーセーブでチームの窮地を救う緊迫した展開に。

スコット・マクトミネイのヘディングシュートがファーストシュートになったがサイドネット。アレックス・テレスもフリーキックを狙うが決まらず。ホームのイエローサブマリンはモイセス・ゴメスにシュートを許すもデ・ヘアが立ちはだかる。ジェレミ・ピノとパウ・トーレスも良い位置にいたがフィニッシュまでには至らず安堵。

その後、ヘロニモ・ルジのロングキックからマヌ・トリゲロスがシュートを放ったが、デ・ヘアが見事なセーブで防いだ。ユナイテッドは、テレスからのボールにロナウドが飛びつくも、ルジに簡単に止められてしまう。

フレッジが足首を痛めて治療を受けたがプレーを続けられた。ビジャレアルはダニ・パレホのフリーキックが枠を越え、マクトミネイをかわしたゴメスのシュートがビクトル・リンデロフにディフレクトしたものの、徐々にチャンスを増やしていった。

後半 - これぞユナイテッド

ルーズボールがフレッジに渡り、右足でシュートを放つが、これはルジが難なく対応。ユナイテッドは60分経過前に再びピンチを招くが、デ・へアに助けられた。ゴメスのシュートはアーロン・ワン・ビサカに当たってボックス内のトリゲロスの足元に落ち、トリゲロスはためてシュート。しかし、デ・へアが飛び込み、片手で弾き返す。

キャリック暫定監督は、66分にドニー・ファン・デ・べークとマルシャルに代えて、ブルーノ・フェルナンデスとマーカス・ラッシュフォードを投入。

71分には、サンチョがフェルナンデスとの素晴らしいワンツーを披露して試合を盛り上げたが、ルジがラインから飛び出して足でブロックしたため、サンチョの初ゴールはお預け。

残り12分、ルジがボールを出すと、フレッジがエティエンヌ・カプエにプレッシャーをかけると、ロナウドが優れた認識力を発揮してキーパーの頭上を越える浮かせたシュートで合わせ、ボールは無人のゴールに吸い込まれた。

その後、カプエはアルベルト・モレノのクロスに合わせてヘディングシュートを放ったが、ゴールには至らず、ビジャレアルは同点追いつこうと必死に前に出る。ロナウドは、ルジの前にいたフアン・フォイスの動きを読み、再びゴールを狙ったが、フィニッシュはファーポストの反対側に外れた。さらに交代出場のラッシュフォードとフェルナンデスもゴールを狙ったが、終了間際のプレーでスペインでの夜を力強く締めくくった。

フレッジが再び中盤でボールを奪い、ラッシュフォードがフェルナンデスにパスを出し、サンチョへと繋ぐ。アウェイのファンは息を呑んだ中、サンチョが放った強烈なシュートはバーに当たりながらもネットを揺らし、初ゴールを最高の形で叩き込んだ。

試合2点目を決めたジェイドン・サンチョ

試合情報

ビジャレアル:ルジ;フォイス、アルビオル(c)、トーレス、エストゥピニャン(79分にラバと交代);カプエ、パレホ;トリゲロス(73分にA・モレノと交代)、モイ・ゴメス(84分にディアと交代)、ダンジュマ;ピノ(73分にチュクウェゼと交代)

出場機会のなかったサブ:アセンホ、アルバレス、ガスパール、アルカセル、イボラ、ペーニャ、マンディ、ペドラサ

イエローカード:ピノ

ユナイテッド:デ・へア;ワン・ビサカ、リンデロフ、マグワイア(c)、テレス;フレッジ、マクトミネイ;サンチョ(93分にマタと交代)、ファン・デ・べーク(66分にフェルナンデスと交代)、マルシャル(66分にラッシュフォードと交代);ロナウド(91分にマティッチと交代)

出場機会のなかったサブ:ヒートン、ヘンダーソン、バイリー、ダロト、リンガード、アマド

得点:ロナウド(78分)、サンチョ(90分)

イエローカード:ファン・デ・べーク

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