ビジャレアル戦に挑むキャリック
マンチェスター・ユナイテッドのマイケル・キャリック暫定監督は、火曜日に行われるチャンピオンズリーグのビジャレアル戦に向けて、チームが万全の態勢で臨めることをファンに約束した。
ビジャレアル戦は、ワトフォードに4-1で敗れ、オーレ・グンナー・スールシャール前監督が退任してから初めての試合となる。
キャリックとスタッフには最近の出来事を振り返る時間はほとんどなく、チームはスペインで結果を残さなくてはならない。
試合に先立ち、元ユナイテッドのミッドフィルダーは、オーレがクラブを去るという悲しい出来事があったにもかかわらず、選手たちは目の前の仕事を楽しみにしていると、前向きな姿勢を見せた。
試合前日の記者会見に出席したキャリックは「フットボールはフットボールであり、大きな試合を控えているという点では、今日はいつも通りの日だ」と語った。
「このポジションに座ることができたのは光栄なこと。その責任の重さは理解している。けれど、今は気持ちを切り替えて、早く前に進むことに集中している。それがこのクラブの得意とするところであり、歴史的に見ても非常にうまく対応してきたこと」
「明日の試合をとても楽しみにしているし、本当に前向きな気持ちと姿勢で臨みたい。選手たちは準備万端。試合が待ち遠しい」
その後、ジャーナリストからいつまで暫定監督を続ける予定かを尋ねたが、40歳のキャリックは火曜日のチャンピオンズリーグ以降のことは考えていないと答えた。
「自分が理解している範囲では、明日の夜のためにチームを選ぶことしか考えていない。クラブのことは本当によく知っている。��れが1試合なのか、2試合なのか、あるいはそれ以上なのか、自分にはわからない。考えてもいない」
「明日は大きな試合になるので、自分の仕事をするだけ。自分たちはポジティブ。素晴らしい試合で力を試されるだろうが、記憶に残る夜になる。とても楽しみにしている」
「多くを語る気はない。けれど、自分の中ではどうやっていくかがはっきりしているんだ」
キャリックはまた、スールシャールの功績と、クラブ内で今も残る彼への敬意と愛情を表した。
「昨日、オーレが職を失ったのを見て、僕は辛かった。(周囲がどれだけ彼を尊敬しているかは)その場の感情から伝わってきた」
「彼と一緒に仕事ができて楽しかった。自分にとっては悲しい1日だった」