イガロ「この瞬間は最高だ」
Inside United の最新号で少年時代の思い出を振り返ったオディオン・イガロは、、当時は金銭的な余裕がなく、マンチェスター・ユナイテッドのシャツに名前を入れることができなかったと話した。
1月に入団したナイジェリア人ストライカーは、これまで8試合に出場して4ゴールと、順調にオールド・トラッフォードに順応している。
少年時代からユナイテッドのファンで、アンディ・コールとドワイト・ヨークが憧れの選手だった。現監督のオーレ・グンナー・スールシャールも現役時代に袖を通していた2005-06シーズンのブルーのアウェーシャツを着て写した当時の写真も残っている。
さっそくレッズファンの信頼を勝ち得ているイガロだが、そのシャツの背中に名前はプリントしていたのか?と聞かれると苦笑した。
「ユニフォームは持っていたけれど、名前のプリントはしていなかった。かなり昔の青いデザインのシャツだ。でもネームは入れられなかった。プリントするお金がなかったんだ!
ずいぶん若いときのことだから、あまり覚えてはいないけれどね」
ナイジェリアではよくテレビでユナイテッドの試合を観ていたイガロ。そしていま、故郷の人々が自分を応援してることを、とてもうれしく感じている。
「イベントホールみたいなところに行って、お金を払って中継を観るんだ。ユナイテッドの試合があるときには必ず兄弟と一緒に行っていたよ。有料だけれど、いまはみんなが僕がユナイテッドでプレーする姿を観てくれている。ファンの数はもともとすごく多いけれど、さらに増えているようだ。
みんな『早く次の試合が見たい!』ってテキストメッセージを送ってくれるんだ。ものすごくうれしいよ」。
イガロは、ワトフォードでプレーしていた2016年3月、試合でオールド・トラッフォードを訪れたときのことをよく覚えている。これは彼にとって2度目のシアター・オブ・ドリームス訪問だった。
「最初に訪問したのは2013年だった。そのときはスタジアムの周りを歩いて写真を撮ったりしたんだ。そして2016年、ワトフォードにいたときに、ここでプレーするチャンスが巡ってきた。
��ンチェスター・ユナイテッドはビッグクラブだ。最初に見たときはたまげたよ。外から何枚もスタジアムの写真を撮った。それからワトフォードでプレーしていたときに、ユナイテッドと対戦することになって、さらにうれしかった。スタジアムの外に出て、しみじみと眺めながら思ったんだ」
「これが子供のころからずっと憧れていた場所だ、って。そして自分はワトフォードに所属してユナイテッドと対戦している。感激したよ。
でも、いまはなんと、そのユナイテッドでプレーしているんだ。この瞬間は本当に最高さ!」
オディオン・イガロのインタビューは、Inside United の最新号に掲載されている。
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