オーレ「挽回した姿勢は評価できる」
マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督は、水曜のカラバオカップ敗退に失意を表したが、出だしの鈍かったウェストハム戦で、その後奮起した姿勢については前向きに評価した。
オールド・トラッフォードで行われた3回戦は、マヌエル・ランシーニの先制点を守って1-0で勝利したハマーズが次ラウンド勝ち抜けを決めた。
レッズはその後ボールを支配し、27本のシュートを浴びせたが、相手の堅い守りを破ることは叶わなかった。これはハマーズにとって、オールド・トラッフォードで14年以上ぶりの勝利だ。
試合後オーレは、スカイスポーツとMUTVの取材に応じ、早期敗退についてや、途中出場したメイソン・グリーンウッドの傑出した働き、72000万人のファンが作り出した会場の雰囲気などについて話した。
ユナイテッド 0-1 ウェストハム
記事レッズはウェストハムに敗れてカラバオカップ3回戦で敗退
選手の何人かは収穫を得た
「過去2年は準決勝に到達した。この大会は伝統的に、選手たちにプレータイムを与える場でもある。長い目で見ることが必要で、今日の試合では、選手の何人かは90分間プレーしたことで強さを増した。そのことはリーグ戦やチャンピオンズリーグ、そしてFAカップが始まった時にチームの恩恵となるものだ」
鈍い出だしからよく挽回した
「立ち上がりは良くなかった。それから良い場面もあって、終盤に向けて爆発力を増した。相手にも追加点のチャンスはあったが、こちらも思いっきり攻め込んだ。選手たちは本当によく頑張ったよ。シュートが27本というのはなかなかの数字だ。よりプレータイムが必要な選手がいるのは明白だが、それはいつものことだ」
攻撃プレーについて
「決定機が足りなかった。プレッシャーはかけたが、決めきれなかった。メイソン(グリーンウッド)が出てからは、何度か良いチャンスが作れていた。相手にプレッシャーはかけたが、それが実を結ばないこともある」
グリーンウッドのパフォーマンスは印象的だった
「投入されてからのメイソンは、実にポジティブなインパクトを与えていた。フレッシュで、キレがあり、ゴールを決めていてもおかしくなかった。ほんの少しタイミングが遅かった。我々は全力を尽くした。相手にも何点かとれそうなチャンスはあったけれどね」
オールド・トラッフォードの雰囲気
「素晴らしかった。本当に信じられないほどだ。新しく加わったコーチたちが今朝こう話していたんだ。『今日は何人くらい入るだろう?4、5万人か?』とね。でも私はほぼ満席になるとわかっていた。我々のファンだからね。彼らは最後まで懸命に応援してくれた。おかげで雰囲気は素晴らしいものになった」
挑み続ける
「この後も試合は続く。だから結果を出すことを求めてひたすらに挑み続けるのみだ。シーズンの出だしは悪くない。このカップ戦から敗退したことを除けばね。それから欧州カップ戦でもアウェーで結果が出せなかった。しかしこのあともしっかり集中していく。次は土曜の試合だ」。